井島先生のおシゴト日記+α

“自己流”の修正を!!~フォロー研修の必要性~

先日、大手ハウスメーカの入社1~3年目の営業職の社員を対象とした研修をしました。
こちらの会社の新入社員研修ももう10年近く担当しています。
1~3年目の社員さんも、入社時の新人研修で関わったメンバーがほとんどということで、
どこか懐かしく、またその成長が嬉しくまぶしくもありました。

そして、1年目の社員さんたちはまだ【新入社員研修の内容】を覚えていて、基本に沿っての言動があります。
そして、2年目3年目の社員さんたちは、成長と慣れと共に、【自分流】も多くなってきています。

守破離という言葉もあるように、いつまでも基本にとどめておくこともできませんが、
自分流が自分勝手では修正が必要になるかと、考えています。

今回も、「大きなクレームはないが、お客様の小さな不快感・不満感が否めない」とのことで、実施に至った研修です。

・服装を含めた身だしなみ
・言葉遣いと会話
・電話応対
は振り返りを重点に。

軸は
・会話力です。
伝え方、説明の仕方、話の理解の仕方を、コミュニケーションをステップアップさせて学んでもらいました。

基本を軽視して進むのは、限界があり、ほころびも出てしまいます。
ですが、新人の頃は悪意なくそれをしてしまっていることも現状です。
1~3年目に、それらのフォローをあえて入れるということは、
再度、『確認』になり『不安解消』にもなり『自信』へつながるはずです。

今人材は豊富ではありません。
最も時間をかけ選別をして入れた新人たちを、【しっかり育成できる】ことが互いの利益でもあります。

是非多くの企業に取り入れてほしい研修の一つです。