井島先生のおシゴト日記+α

生まれ故郷の小樽にて「令和2年 新入社員研修」

私が生まれ育った小樽市で次世代を担う若者たちを対象としての研修がありました。

この時期?・・・と思ったのですが、ちょうど仕事にも慣れ、自分や自分の周囲を落ち着いて感じられるこの時期に毎年実施しているとのこと。
そのため研修の表題は【メンタルタフネス研修】です。

早期離職も防ぎ、モチベーションを維持してもらう目的があります。

コロナの影響もあり、例年と比べ参加者が少ないとのことでしたが、10名の若者たちと一日の研修時間を共に過ごしてきました。

内容には自分の反応の傾向・人柄を理解してもらいたくエゴグラムを取り入れ、
アサーションでコミュニケーションのあり方を理解してもらいました。

参加者の感想は
・自分を見つめなおすいい機会になりました
・説明が分かりやすかったのでよく理解できました。教わったことを忘れずに仕事に活かしたいと思います。
・すごくためになることを知れて今後に役立てたいと思いました。
・話し方がこちらに“問いかけている”ので、受けやすかったです。
・日頃何となく流してしまっていたストレスの対処や理解の深め方、性格のグラフ等を分かりやすく教えていただき助かりました。
・すごく自分のためになりました。今後に活かしていきたいと思います。ありがとうございました。

「上司や先輩に声をかけにくく、聴きたいこと・確認したいことがうまくいかない」
「一回で(自分の伝えたいことが)伝わらないときはあきらめてしまう」
という現実が研修中には意見として出ました。
皆さん、真面目できちんとしている性格ゆえに、相手への配慮がいつしか遠慮になってしまい、
結果自分自身が仕事の確認等も遠慮してしまい困っている、という部分が見えました。

「じゃあ、ずっと仕事の確認ができず、わからないこと・不安なことをそのままやり続けることで大丈夫なの?」
ということです。
それはアサーションを理解し、発信の公式に当てはめて伝える力を向上させ解決につなげてもらうのですが、
『このままでは大丈夫ではない』ということ、
そして
『自分が伝えなければずっと伝わらないのだ』ということを知らせたかったです。

若い力が私の小樽の活力になることが、楽しみです。