井島先生のおシゴト日記+α

社員研修の意義と効果を考える

札幌の鈴木東建株式会社様の社員研修を担当させて頂きました。
12月に幹部社員と若手社員のそれぞれを対象に、研修を企画・実施しました。

中堅のしっかりした企業の鈴木東建。
仕事の基盤も理念もきちんとしていて、尊敬しています。
それでも、いえ、それだからこそ、「会社の課題」は見えてきます。

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いつの時代も、そして何処の会社にも起きていることですが、
管理者層と若手社員層の、互いの理解不足からくる小さな問題が起こります。

鈴木東建様は、その問題を、互いが分かり合えるように、歩み寄れるようにと、考えました。
そしてそれぞれの社員を対象として軸を同じにしつつ、視点を変えて研修を企画し実施することになりました。

会社単位で研修を実施することがなかったそうで、ある意味“新鮮”な研修になりました。

同じ研修を、同じ場所で参加することで、「聴いてみよう」という意識も高まったようです。
どちらの研修もアンケートを取りましたが、しっかりした感想や想いがそこにはありました。

担当してくださった常務も、期待以上とのことでした。

何かの「変化」のきっかけになると思います。
変化とは、現状や今後を考えたり、フィードバックすることからスタートします。
そこに気づきや感情の動きがあれば、もう素晴らしい変化への第一歩です。

今期は若手社員のキャリアコンサルティングをご提案しています。
来期以降も、その時々のニーズに合わせて研修も考えてくださっています。

鈴木東建様の仕事、現場は、個人個人が責任をもって決断をしていかなければならい大変さがあるのだと感じました。
だからこそ、「コミュニケーション能力」「人間関係構築力」そして「考えて行動する能力」をあいまいにするわけにはいかないのだと教わりました。

若手の社員さんを対象とする研修が増えていくと思っています。
外部の研修を通して、次世代を担う社員さんたちの、成長を後押しして、見守っていきたい!!
そう考えています。