井島先生のおシゴト日記+α 
プレゼンテーションというコミュニケーションの向上研修をしてきました。
本来のご自分の仕事と採用活動という営業的な部分を担う中堅のビジネスパーソンに向けた研修です。
日常で、会話をしたり、相手に要望を伝えたり、親しくなったり、気持ちを分かったり、ということはごく当たり目に出来ていることです、
ところが、それを「仕事」「職務」というコーティングをすると、非常に特別な意味を持ち、簡単ではない、という捉え方をしてしまうのが現実です。
なので、
「何も特別なことでなありません」と言いつつ、
「こんな特別な工夫をしてください」と言い、
「残念ながら最終的には自分の人柄以上のものは売れないんですよね」と言っています。（笑）
教わっている方の頭の中は「？」かもしれないです。
意図的に人間関係をつくるには、意図的なプロセスを使います。
その中の手法は、本当に日常の常識ばかりです。
が、日常の常識は、無意識でしている事が殆どなので、そこに意味をつけ意識を受けてもらいます。
それが「特別な工夫」になります。
ですが、「意図的」に始まり、「意図的」に終わるのであれば詐欺とかわりがありません。
その仕事をする「自分の役割と意識（アイデンティティ）」を持つことが重要だと思っているので、その旨をお話ししています。
どのような仕事も、客観視してみると、様々な気付きが生まれます。
逆に言うと、人は何の疑問も持たず、日常を過ごし、仕事をしているのかもしれないですね。
そのような気付きを得て頂きながら、営業・交渉・プレゼンテーションと言う場面でのコミュニケーション力を向上していただいています。
コロナウイルスの影響で、3月4月のビジネス研修がキャンセルになる中、
今回の研修は、
参加者を少人数に絞り、ビデオで編集して他の人にも勉強の場を無くさない、という方法を取って頂くことができました。
ありがたいことです。
