井島先生のおシゴト日記+α

「食の販売促進 人材育成セミナー」

何か「特化した分野」で仕事をしていこうと考えるとき、
準備しておいたほうが良いことが山のようにたくさんあることに
今更ながら気づきます。

もちろん、会社に入って一から教わる・学ぶ、という道のりもあります。

しかし、今、事前に習得できる研修やセミナーが多くあるということは、
「会社に入ってから教わることが難しい」ということを物語っているのかもしれません。

とはいえ、自助努力というか、下準備が重要だけれど、実際は大変。
そして、それをしておかなければ、早期離職にもつながってしまう現実があります。

弊社は今年も、「食の販売促進 人材育成セミナー」の接遇マナーの部分を担当させていただきました。

年齢も性別も、前職の経験も様々だけれど、
今後は「食」という分野で仕事をしていこう、と考えている人たちが参加してくれます。

研修のカリキュラムには
キャリアプランから北海道の食材についての知識、
実際の工場の見学をしながら見識を深め、
パソコンを使ってポップづくりや、ラッピングの技術も身に着けます。
また、接遇マナーを通してホスピタリティやクレームについても考えます。

もしかすると
必要な知識や技術も、しっかり教わったかというと、見様見真似でやってきたことが多い現実に対し、
いい確認になります。

企業や雇用の形態も少しづつ変化し、
十二分なスタッフがいて、その中できちんと指導を受けることができる、という企業は多くはありません。

時間と人手が不足している中で、
特に重要なことのみ教え、あとは自分で考えてやっていってもらわないと・・・悲痛な声にも聞こえますが、
雇う側も雇われる側も、らくな時代ではないのです。

実は、転職をするような年頃の人に、まして自ら接客サービス業を目指している人たちに、
今更「接遇マナー」は必要なのだろうか?と考えなくもありません。

受ける側も、「今更~?!!」と最初は思うそうです。

そして、実際に受けてみると、結構「へえ~」と思えることがある。
やはり受けてよかったとなっていくことが多いです。
(もちろんすべての項目についてです)

そうはいっても、
私の担当も2日間です。
やれることは多くはありません。
その中で、
これは大丈夫、これは気を付けよう、これは初めて知った・・・等々整理してもらいたいと思っています。
整理できていれば、
実際の職場・現場で引き出しを開けることは容易です。

この「食の販売促進 人材育成セミナー」では
本当にたくさんのカテゴリーをそれぞれの専門の先生が受け持ち、教えています。
参加された皆さんには、素晴らしい引き出しをたくさん持って、力を発揮していただきたいと思います。

「○○の分野でお仕事をする人のための・・・」というセミナーが増えています。
すごい「職業研究」に値します。
興味がある分野を、一度じっくり学んでみるのに、最適なのではないでしょうか。

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