新型コロナウイルスの緊急事態宣言も解除されつつあり、
やっと各企業様の研修も再開の兆しです。
今回は令和二年度の新入社員研修でした。
弊社が開業当時からお世話になっている北海道ジェイアール運輸サポート株式会社様です。
4月も約10余名の研修だったのですが、6月も新たに数名の社員の入社がありました。
中途採用の方もいらして、年齢が20代、30代、40代と10歳近くも離れた人たちです。
能力も経験の差も大きいことが予測できます。
そうなると、研修の進行も工夫が必要になります。
ご担当者の了承も得て、人数と職歴の長さを考え、カリキュラムの若干の変更をしました。
せっかくなので、受講者にも、担当責任者にも、良い結果と効果がある研修にしたいと常に考えています。
そして実際は、
全員が非常にコミュニケーション力が高く、意見を素直に述べます。
人柄も明るく肯定的で、清々しさが伝わってきます。
だから、互いに尊重しあい、リーダーシップもフォロワーシップもこなせていました。
「中途採用だから」という理由だけではなく、非常に人間的にしっかりした皆さんでした。
もちろん職歴含め過去の経験も否めませんが、
その人柄のすばらしさがありました。
最後の振り返りには
「今回受けて思ったことは、コミュニケーションや発言がものすごく大事なんだと思いました。
このことができる、できないが、仕事や達成したいことに対しての気持ちや答えに直結するのだと学びました。
またほかの人の意見や考えを聞くことがどれほどの情報収集になるのかということも知ることができたので、
受講してよかったと思いました。」(Kさん20代男性)
どの時代の若者も、素晴らしいものを持っています。
特に最近は、
学歴も高く、自己肯定感を持ち、すぐに環境や人に馴染める若者が多いと感じています。
ですが一つまだ未完成な部分が【コミュニケーション能力】だと思っています。
【考えて、状況を読んで、そして自分の意見をその場にあうように伝える】
これが、ビジネスで必要な【コミュニケーション能力】です。
「現場でまず聞くこと、知識を深めることをし、
その中から気づいたこと、わからないことをコミュニケーションの中で解決し、
現場で役に立てるよう行動していきます。」(Oさん 男性)
社会経験もあるから言えることかもしれませんが、そうであってもスゴイ!
おかげさまで、講師として
“打てば響く”ような研修をさせて頂いた気がしています。
「企業は人なり」
どんな時代でも、テッパンです。