井島先生のおシゴト日記+α

メンター研修

今時期なのでZOOMでの研修となりましたが、札幌市内中央区の企業様で、【メンター研修】を実施させていただき増した。
今までは社内での研修だったそうで、外部講師による研修に感動していただきました。

新入社員に対するメンターたちの研修は、ともすると「指導者としての研修」的な内容になってしまいます。
メンターの意味・意図を間違って捉えさせてしまうと、メンターをやったことからストレスがたまり、有能な社員のメンタル不調や代謝を招くこともあります。

【メンターと仕事の指導者の役割の違い】を明確にしてあげることで、メンターの機能も充実しアップしていくのです。

そうはいっても今回の研修でも、どうしても肩に力が入ってしまい、
「困って、悩んでいたら、メンティの上司に掛け合います!!」などと、頑張りすぎてしまいそうなメンターさんもいました。
これも【メンターと仕事の指導者の役割の違い】をしっかり区別させていかないと起こりうる越権行為、独断専行です。

事例研究も交えながら、現実にどうするかも理解いただけたと思います。

メンターにするには、企業側もそれなりの人選をしているはずです。有能な人材を、勘違いによる責任感で押しつぶさず、彼らの今後の立場や仕事の成長につなげなければなりません。

この企業では、新人研修を2回に分け、今月その二回目を実施します。
メンティである彼らも、メンターにどこまで・どのように接していいのか不安なのです。
2回目の研修には【メンティ研修】を入れています。
互いがその立場と役割を理解することで、【メンター制度】はさらに意味のある、そして効果的なものになります。