BLOSSOM通信

見えない未来と戦う戦士たち

『この頃周囲の友人たちが自分に冷たい、嫌われているのかも』
『仕事の納期が近づいているのに作業が滞っている。間に合わないかもしれない』
『会社の業績があまり良くないようだ。今後給料が減ったり解雇されたりするかも』
『この年齢で転職できるかな』
『せっかく買ったマイホームだけど、この先家のローンを払えるれるだろうか』

こんな不安に襲われ仕事が手につかなくなる。夜なかなか寝付けなくなる。心身の調子を
崩し、仕事のパフォーマンスが落ちる・・・
ない話ではありませんね。

このような時は、脳内の大脳辺縁系という部位が活性化して、前頭前野の働きが抑えられてしまい冷静な判断を下すのが難しくなっていると言います。

そうなると、自分はやるべきことをやれていないという焦りが生まれ、「このままでいいのだろうか」とますます不安は高まっていきます。

そう、人は、見えない未来と常に戦っているのかもしれません。
しかも、必死に!!
という私自身も、まさしくその通り!(笑)

ペンシルベニア大学の研究では
「心配事の79%は実際に起こらず、16%の出来事は事前に準備しておけば対処可能である」という結果が発表されています。

事前の準備をしておけば、回避できたことは、“後悔”という形で、嫌というほど経験しています。
“後悔”しないためにどうしたらいいのか。
『あの時、○○をしておけばよかった…』もしくは
『あの時、○○をしなければよかった…』
そんなことが後悔だから、そんなことをしなければいいだけ。

ということは、
“あの時”という“今”に集中してベターな決断を繰り返していけばよいのかもしれません。

“今”に集中する方法を、幾つか見つけて準備しておくといいのかも。

例えば、
・スマホを手にしない
・TOTDリストを作り実行する
等はすぐにできそう。

見えない未来に必死に挑み続ける戦士でいることより、
見えない未来の不愉快な将来を予想してしまい、ネガティブな気分を増幅させている現状からの脱出のほうが賢い戦略といえそうですね。