BLOSSOM通信

“自分探し ”のためにも心理の勉強をしたい!

「本当の自分をもっと知りたい…」

今ここに居る“自分”が本当の自分と分かっていても、もっと他に、もっと真実を持った自分がいるような気がするものです。
そして、人はむしょうに『自分探し』をしたくなったりもするものです。
自分の人生を考え、将来の目標も明確にし、モチベーション高く前進している最中も、どこか本当に小さな些細なことに、つまずきイライラすることがあります。
後悔…に似てはいますが、避けきれなかった自分の弱さだったり、あたかも運命のように起こってしまう、自分の生きグセがあるのかもしれません。
だから、心の底にもっと別の、本当の自分がいるように思え、その自分がわかったら、もっと生きやすくなるかもしれないと思うのでしょう。
そして、
「相手のことや、自分を取り巻く人の心を知れたら…」
心の中では、
『あなたが気づいて、もっと変わってよ』が欲求であっても、
人の良心は,相手を理解して自分が対応していくと良い、ということに気付こうと頑張ります。
相手の気持ちが手に取るようにわかったら、波風立てずにうまく立ち振る舞うことも、気に入られることも容易になりそうです。
人間関係が良くなるのは、生きて行く上で望ましいことの一つです。
人の気持ちをさんざん考えていても、結局どこかすれ違い、摩擦があり、嫌な思いを生じさせる自分の対人関係の生きグセが、ここにもありそうです。
私はヒューマンアカデミー札幌校の心理講座の講師もしています。
今、色々な環境の様々な立場の方に心理講座に関心をお持ち頂いています。
仕事のマネジメントや、人間関係や、人の育成等、あらゆることの根底に、人の心があるからだと思います。
私がお勧めしているNLPとTAは、人の心と心のコミュニケーションに大いに効果を発揮する『心理学の方法論』だと考えています。
1994年に日本女子大学の國谷誠朗教授が訳して出版された【NLPのすすめ】に國谷教授が次のようにコメントをしています。
「ニューロリングィスティック・プログラミング、略してNLPといってもわかりにくい。何という難しい名前をつけたものだとも思うが、ちょっとかじると、その魅力的な味が素晴らしいと感じるようになる。
それは奇跡のように見るものを圧倒する心理療法の巨匠たちのコミュニケーションの秘訣の、体系的な「たねあかし」なのである。
〜中略〜
実はこういう実用的な初心者向きの心理療法の手引き書が日本でも必要とされていたのではあるまいか。先輩が五年かかって身につけた秘訣を、本書は数日で教えてくれる。」
心理学というより、人の心理を学び、実践で活かして行く勉強は、人の在り方としてとても重要であり、ニーズの高いものだと考えます。
多くの方が当たり前のように、心理を手軽に且つ真摯に学ぶ時代であることに、気づきたいですね。
2013.6.28