BLOSSOM通信

星に願いを!(愛犬の近況報告です)

今年3月14日、愛犬キックの病気を見つけてもらった・・・そう、たまたま見つけてもらったのです。
それから今日まで、病院の院長先生初めスタッフの皆さんや、私の周りのたくさんの人たちに支えられて、ここまできました。
 
そして、私の願いが、ちょっと天に届いたようです!!!
 
うちのわんこは13歳。でも顔が童顔(?)で、まだまだ私にとっては赤ちゃんのよう。
私はこの子は18歳まで生きる!と、なぜだかそう決めていました・・・。
 

 
ヒトでも完治はおよそありえないほどの、難病のわんこ、Kちゃん。
いつものように、月に一度のシャンプーにやってきて、その時の健康診断で発覚した病。
その日から始まった戦いは、早二か月を超えました。

【以下、東麻生動物病院ブログ てりテリ通信より引用】

 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
うっそ~、難病なんだ。
確かに完治は難しそうに思えたけど・・・
正直、驚き・・・というか、今まで信じないように目を背けてきた事実です。
 

 
 
数年前に、とあるわんこが全く同じ病気となり、研究機関でもある大学病院に新薬などの情報を求めたことがありました。その時も、診断名および、治療方針も院長と同じと、相変わらずの不治の病と、サジを投げられました。
 
でも、、その子、飼い主さんさえ、あきらめざるをえないくらいの状況になっていったのに、なぜかなぜか、奇跡がおきて、ある時をきっかけにぐんぐん良くなり、半年後には薬も離脱し、完治してるんです。
 
多分、全国的にもとっても珍しいケースだったんだと思うのですが、もしかしたら、今回のKちゃんもこの子に続いてくれるかも。。。そんな気がしちゃう

 
先生も奥さんも、お休み返上で、色々な文献やデータを探してくれたり、『奇跡』のために、親身になって考えてくれて、教えてくれました。
輸血のあと、生のレバーを食べさせるため、焼肉屋さんに交渉してくれて、うちのキックは1週間もレバーを食べる事ができたんです。これも“ワラにもすがって”です。
 
高齢のため(認めたくありませんが)、血管の状態も、いつまでもよい状態でいるということは難しいようで、そんな時、新薬を使ってみようというお話しをいただきました。
もちろん、症例も詳しく説明があり、
「今できる一番のことをしよう!」と、院長先生が言います。
その口調はいつも穏やかなので、私はことの重大さを実感していなかったように思えます。
悲しみだけには先走り、かなりそこに浸ってしまい、事実をきちんと掌握する冷静さは無くなっていました。
 
この新薬の使用を決めたのも、おそらく最高のタイミングだったのでしょう。
すぐに簡単に手に入るような薬でもなく、確保も簡単ではない特殊な新薬です。
 
結局、4回目の輸血と一緒に新薬の投与もすすめられ、決めたのですが、その当日の血液検査の数値は最悪で、その日を逃していたら、うちのキックは死んでいたかもしれないと、今になって心臓が収縮している私です。
 

何度も絶望したくなるようなことを繰り返し、繰り返し、ひたすらみんなで耐えてきた日々でした。
今晩の検査結果は、もしかしたら、もしかしたら、、、、まだ期待しすぎたらいけないのかもしれないけれど。。

 でも、誰が見ても奇跡の扉が開きかけてるかも!!って、数字。
 本日の出勤スタッフ6名。みんな、ほっぺが上気しちょるっ。
 当院の秘伝?のサプリと新薬を、祈りながら使ったのは、先週土曜のこと。
 誰もが、少しでもいいから効果がありますよーにって、祈っていたもんね。うんうん。

 
そう、そして、『秘伝のサプリ』も使ってもらって、一週間が過ぎました。
院長先生の奥さんが言うように、「奇跡の扉が開きかけてるかも!!」だといいな!
 
この数日は、私が帰ると、妹わんこの美みちゃんと一緒に、玄関まで迎えに来てくれています。
「きぃちゃん、こんなの久しぶりだねぇ。ママはやっぱり、お迎えが嬉しいっ~!!」
 
家の中は、お漏らしでひどい事になっている事が多いのですが、ま、許すかぁ。
悪いコトしたときのズルイ顔も、がおった感じが少し抜けて、“男前”だよ!
お漏らしも、今流行の『ワイルドだぜぃ~!』だね。
 
そうそう、今は加齢臭もワイルドだぜぃ~!なのですが、病気もせいもあると教えてもらったので、この臭いが気にならなくなった時は、病気が弱くなっているのかなと、楽しみにしているところです。
毎日のキスは、ちょっと・・・なんだけど、臭いの変化を感じるのに、私の臭覚はわんこ以上になっている気がしています(笑)
 
私の愛犬、キックの近況です。
 
ほんとに、ほんとに、支えられた感じがしています。
先生や奥さんは、命綱です。優しくて、誠実な暖かい先生たちでよかった。
こんなに、わんこを犬格として、まるでヒトのように大事に尊重してくれるなんて・・・です。
奥さんは「キックが一番して欲しい事をしてあげてね」って言います。気が動転している私はキックの気持ちも希望も分からなくなっていたけど、頑張って彼の気持ちを分かろうとしました。
「ねぇ、どうしたらいい?何が楽かな?」って。キックは「べつにぃ~」って言ってたっけ。だけど、分かろうとしなければ、分からなかったことなんです。私はとても自分本位になっていたから。
 
そして、周りの人たちの応援が、熱くって・・・。
研修の参加者は、初対面なのに、「ブログで見たけど、わんちゃんは?」って、言ってくれたり。
NLPの生徒さんで獣医さんのSさんも、いつも泣けてしまうメッセージを送ってくれます。
娘は週に2回、病院通いの送り迎えを、嫌な顔せずしてくれます。アルバイトまで、辞めて。
 
ちょうどこの2ヶ月、私の仕事は多忙で、特に5月は朝9時から夜9時まで拘束される日が週の半分。土日も休みなしでした。気力も体力も限界・・・。
一人では、あの3月のペットロス状態から抜け出れなかったと思います。
 
たくさんの仲間の深い愛と、優しさに包まれ、支えられ、おかげさまで私の願いが星に届きました。
もちろん、現在は、キックがその星に盗られてしまう事も、少しですが、受入れる気持ちはあります、彼がそれを望んだときには・・・。
私の溢れるほどの涙で包んで、送ってあげようと思っています。
 
だけど、
 

私なんて、あまりに嬉しくって思わず踊っちゃった~。たはは

うふふ、奥さんありがとう!そういえば、踊ってくれていたような!
ほんとに、ほんとにありがとうございます。
私も、もう少し、踊ります!
う~ん、後・・・5年!欲張りかな~。
 
奇跡の扉から、ほんの少しですが、まばゆい光が差してきました。
ご心配くださった皆さんに、お知らせします。
ありがとうございます。

2012.5.28