BLOSSOM通信

企業人として、どうありたいか

新入社員が上司に求めるもの~「理想の上司」~
毎年この時期に、生命保険会社が調査した「理想の上司」「理想の新入社員」などの結果が発表されます。

前年度の注目を浴びたタレントが選ばれることが多く、“イメージ”の勝負なのだろうが、

『なるほどね~~!!』と頷けます。
さて、今年の「選んだ理由」

①熱血

②頼もしい

③指導力がある
よって、男性は松岡修造、池上彰、明石家さんま。

女性が天海祐希、篠原涼子、澤穂希、がトップ3。
新入社員に限らず、熱くて頼もしくて、指導力のある上司はいいなあと思うはず。
裏を返すと、“理想”ということは、現状ではまだ得ることの出来ていない“期待”なのかもしれません。

そういう上司はいない、ということでしょうか。胸に手を当ててみましょうか。

なるほど、新社会人の目線も、なかなかしっかりしています。
一方、上司が持つ、「部下にしたくない新入社員のイメージ」があるのです。

①自信過剰

②消極的

③忍耐力がない
なんだか、お互いに、自分の立場で少々自信のない所を相手に求めて期待しているような感じがしませんか?
いい指標ですから、

先輩、上司に該当する人は、『理想の上司』を自分の中で具体化して目標として成長したいものです。

この春のフレッシュマンは『理想の新入社員』をイメージし、①謙虚に②積極的に③忍耐強く、仕事に向かっていって欲しいと思います。
ちなみに理想の新入社員は羽生結弦とイモトアヤコだそうです。
仕事でも勉強でも、生き方でも、

大事なことは、自分の目指すロールモデルがあり、それを目標と出来ることではないでしょうか。

アメリカの新入社員研修は単純明解です。

「社内で君のモデルとする人を早く見つけなさい。

そして、その人の一挙手一投足を真似なさい。スーツのブランドも、愛読書も、話しかたも、歩き方も、食事の好みも。そして仕事の仕方も!」
この春先輩になる人も、自ら素晴らしいと尊敬する人を見つけ近づくことに努力を惜しまず、且つ、誰かに真似られることを目標に仕事をしてみることが自己成長の近道と考えてみてはどうでしょう。
さて、その年の人気や注目度だけに左右されるのではなく、

仕事に情熱を持ち、信頼され、部下の成長を助け共に喜べるよき先輩でいなくては!と自分の気持も奮い立てることにしましょう!
2016.2.25