BLOSSOM通信

『有給休暇』の考え方 ~CITY LIFEで お話しました~

4月26日号の北海道新聞社「シティ・ライフ」は
働き方改革について、特に有給休暇についての特集です。
この4月から、企業側に対し、1年につき5日の有給休暇を取得させることが義務化となりました。
どんどん、労働基準法などが改正されて行きますが、実際に働く現場は追いついているのか・・・という疑問も出てきます。

そんなこんなで、ワーク・ライフ・バランスコンサルタントとして、また、企業研修の講師として、この特集でお話をさせていただいております。

有給休暇は「遊ぶ」ための休暇ではありません。
気分や身体の疲れをリフレッシュし、日々の仕事に集中するためにあります。
子供の育児や、親の介護のために使わざるを得ない方もいると思います。
そして、是非、自己啓発に使って欲しいのが、有給休暇です。

何か堅苦しいですが、
遊びに使ってしまうと、目いっぱい遊びに時間を費やし、遊び疲れてしまう人もいます。
それはNGです。
目いっぱい遊んでも、最終日は、翌日からの仕事に備えて調整する余裕を持つことが必要です。

家族のためにまとまった時間は、平日ではなかなか取れないもの。
有給を上手に利用して、家族との時間や絆を大事にします。

高い授業料を払う事だけが自己啓発ではありません。
もちろんスキルアップのための資格取得は重要。
興味のあることは、スクールやセミナーに行って学ぶことはおススメです。
そして、
普段とは違う環境で、会社のメンバーとは違う人と接することで、新しい情報や、ちょっと変化のある意見や考え方に触れる機会を持つこと。
そんなことが、実は自分を成長させることにも大いにつながっていきます。

これから、人口ピラミッドが更に変化し始めると、
もっともっと働き方改革、ワーク・ライフ・バランスが必要になってきます。
そう遠いことでは無く、誰の上にも、間もなく、です。

さまざまな改革の真意を考えること、捉えることが必要です。
ことばだけに踊らされないように。