BLOSSOM通信

『えん』

人との出会いは、自分を成長させてくれます。
 
その出会いを『縁』と捉えると、感謝と喜びがあふれます。
その出会いを『円』にしていくと、支えられている安定感にもなるでしょう。
その出会いを『苑』と感じると、向上心がめらめらと燃え上がり何かの結果につながるはず。
その出会いに『宴』があると、良い仲間との談笑にとびっきりの笑顔があふれ、子供の時のような心っからの笑い声に気づきます。
その出会いから『艶』というエネルギーを得ると、魅力的なオトナになれている気がします。
 
私の宝は、人との出会いだと思っています。
私の仕事の楽しみは、人とのご縁にあるとも思っています。
 
そうは言っても、全ての出会いがプラスに進むとは限らないのも、十分承知しているのです。
もしかしたら、その出会いを“どう取り扱っていくか”にも、左右されるのかもしれないですね。

“取り扱う”とは、何とも殺伐としている言葉で嫌ですが、
“取り扱う”・・・それは、
 
出会いを、
親指と人差し指で面倒くさそうにつまむのか、
五本の指でしっかりむんずとつかむのか、
右手に不安定に乗せるのか、
両手で優しく包み込むのか・・・・
ということと考えてみましょう。
 
以前は、人の不安や恐怖は『貧乏・病気・孤独』だったと言います。
今は、昔ほどの・・・テレビドラマの『おしん』の時代のような貧乏は、確かにないのかもしれません。
医学も進歩して、病気も早期発見、早期治療を心掛ければ、怖くはないのかもしれません。
 
でも、孤独はどうなのでしょう?
今はフェイスブックで友達が100人以上いる人は相当数いるし、インターネットという便利で驚異的なものが、独りの時間の相手をして楽しませてくれているのも確かです。
それは、孤独ではないということ?
 
なんだか孤独だから、孤独を紛らすように、機械に向かって、知らない人に友達申請をし、仮想のゲームで恋をし、情報検索で時間をつぶしているような感じがするのです。
 
私も、ついついパソコン等を使って、ゲームをしてしまいますが、
「なんだったの?この時間の使い方!!」と、自分に憤慨してしまうことが多々あるのです。
「おっ、さみしいオンナ~」なんて、大きなため息に変わってしまうこともあります。
 
そんな時、ちゃんと自分に目を向けてみると、いい出会いがたくさんあることに気が付くはずです。
私も今、最高に素晴らしい仲間との出会いが、刺激になりハッピーな毎日を感じています。
 
たしかに、今、すぐそばにあるこの出会いは、偶然というよりは必然のもので、何とも不思議なパワーに引き寄せられた感も否めません。
そして、この出会いのサークルの中にいる人たちが、とても素直で、前を向いていて、正直で!
そんなエネルギーが連鎖して、すごく居心地がよく、しかも、パワーアップし続けているようです。
 
ちょっと考えて見たら、
 
このエネルギーは、
『縁』・・・めぐり合わせ
『円』・・・まあるいサークル
『苑』・・・学問・芸術の集まる所
『宴』・・・楽しむ、くつろぐ
『艶』・・・円熟した人間力
から発生しているような気がします。
 

本当は、もっともっと、人との『ごえん』を大事にしたい時代だと感じる、今日この頃です。

写真は、私の大切な『出会い&えん』

2013.9.24