政府による働き方改革が動き出している中で、
ヤフーが数年内に週休3日制を導入することを検討しているという発表がありました。
話題になっています。
ワーク・ライフ・バランスを進めていく大きな意味は、柔軟な働き方の導入で優秀な人材の確保につなげていくことでもあります。
「週休3日制」を導入する主な目的も働き方の多様化を進めるためです。
週休をふやすということは、日常の仕事を今以上に効率化して
「時短」で仕事を進めていくことが実現していなければ、ムリな話になってしまいます。
また私のようなワーカーホリック人間も少なからず存在します。
余暇の使い方も考えておかなければ、休みを与えられても結局は『なんとなく出社してしまった・・・』などということも起こりそうです(笑)
時代は本当に進んでいて、
私もワーク・ライフ・バランスのコンサルテントとして「仕事効率化」と「タイムマネジメント」の話をする機会が増えました。
多くの役割を持ちながら働かなくてはならない人材の能力を活かし、活用するためにも、ワーク・ライフ・バランスは重要です。
どの役割もおろそかにするわけにはいきません。
親であり、配偶者であり、子供であり。
子どもの面倒をみ、配偶者になにかあれば支え、親の看護や介護もしてやりたい。
少子化の現代、肩にのっている役割とその責任は重く、大きくなっているのです。
当たり前ですがそれらの実現のためには、現状の『無駄な時間』を徹底して見直していくことから開始するのです。
自分でもやってみて、
「メールチェックと言いながら、ネットサーファーになっていたわ」
「会議にとられている時間が多い。実際に会議の場で初めて議題を知らされて、いい意見が交わせるわけないじゃないの」
「あら、隣の席の同僚とちょっとした雑談の時間も結構ある。あ、喫煙ルームに行っている時間も、集めれば結構あるんだ~」
と、まあまあ『無駄な時間』のあること、あること。
簡単な話、『無駄な時間』だと感じたところを『有益な時間・仕事の時間』に変えて行けば、
仕事のスピードや時間の使い方はかなり変化していきます。
もしかすると、これを一週間で考えれば、8時間くらいの時短が可能になってくるかもしれません。
休みが増えますね。
そして、アフターファイブに、同僚と社外で話をしたり、自分の好きな趣味に時間を当てていくとよいのです。
そのような割り振り、割り切りが必要です。
但し、『仕事をしていない時間』が全て『無駄な時間』とは言い切れません。
何が、どこが『無駄な時間』であるかを、自分の基準と会社の基準で、しっかり考える事、決めることが大事なのです。
何気なく開いたインターネットのサイトから、仕事のヒントを得ることがあります。
普段話すことの無い同僚や上司と、会議の席だからこそ会って近況を話せるというメリットもあります。
隣の席の部下や同僚との雑談からも、仕事の進捗や悩みを聞くことがよくあるものです。
だからこそ「仕事の効率化」を盾に、コミュニケーションやビジネスマナーの崩壊にならないように気を引き締めることも重要だと、
私は考えています。
ちょっと泥臭い、人や気持ちのしがらみも、人として成長するには不可欠な事だと思っています。
自分のビジネスモデルも、目の前に存在してくれているからこそ、目標になりモチベーションアップにもなるはず。
人と人が支え合って、大きな仕事が達成できていく、そのチームワークや組織の良い面が、失われないようにだけは、したいものです。
「週休3日」はすぐには手に入らなくても、
残業や休日出勤が減らせるように、本当に真剣に考えなければならない時代です。
今の自分の会社の勤務状況で、新入社員は夢を持って入ってくるでしょうか?
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