ちょうど1年前の今頃だったと思います。
いつも私をよく見ていてくれる方から、はがきをいただきました。
私は社名もそうですが、満開の桜が好きで、そのはがきは青空に桜が満開の写真のはがきで、こんなポエムが書いてありました。
あなたが描いた
今日のその夢が
いつか必ず実現できる日が来る
あなたが
その夢に向かい続ける中で
自分を信じれる自分になって行けたなら
必ず実現できる日が来る
今日のあなたの夢が
明日のあなたに育ててくれる
自分を信じて
夢を信じ続けて
この数ヶ月、気ぜわしさにすっかり負けていた自分がいます。
落ち着けば、冷静に見れば、たいしたことも無く優先順位を考えていれたはずなのに、なんだか自分を失いそうになっていました。
実は、私の親友が、「頑張りすぎてない!?」と心配して声を掛けてくれたのが、ひと月ほど前でした。「BLOSSOM通信をしばらくぶりで見たら、何となく・・・・」と言っていました。でも実は私と同じくらい彼女も頑張っていて、泣きたいくらい色々な事があるなかで、私のことを気遣ってくれていました。
親友は、ただただ私の話を聞いて、最後に2つくらい、刃のようにきつくて明確なアドバイスをくれます。これが、本当すぎて息が止まるくらいキツイのですが、我に返してくれるアドバイスなのです。
親友と話した帰り道、自分が抱えられるのものは限界がある事を考えてみました。無理して抱えなくても良い事、またもしかしたら、捨てるべき事を捨てる勇気も必要なのだと考えてみました。
欲張って、両手にたくさん物を抱えて、視界が悪く前も周囲も見えなくなってしまっていたのかもしれません。誰とも会いたくなかったり、誰とも話しをしたくなかったり、何もかも面倒に思えました。
私は「頑張ってね!」と声をかけられる事が多く、また「井島さんなら頑張れるよ」と言われる事も多く・・・。ついつい調子に乗って、それらを荷物の中の一つにしてしまっているのです。『私は頑張る事が使命なんだ』みたいな気持ちで。
自分への負荷は、適度にあるべきです。
その“適度さ”を決めれるのは、自分でしかないのかもしれません。
でも、負荷を決めるのは自分でも、気付くのは自分ではないかもしれません。私にはいい親友がいて、教えてくれました、「荷物重そうだよ!」と。
適度に重みを感じる事は、良いプレッシャーでモチベーションアップにもなるでしょう。重すぎと感じるときは、ストレスになってしまいます。
話しが取り留めなくなってしまいましたが、自分で出来る事は、思い描いた素晴らしい夢を黒くて往く手をさえぎる塊にしてはいけませんね。
そして、気付かせてくれるあたたかい気持ちの人がまわりにいることに、あらためて感謝しています。
私の好きな春が、足音をたてて近づいています。
明るい気持ちで重いコートを脱いで、春を迎える準備をしましょう。