平成31年、新年あけましておめでとうございます。
穏やかに年が明け、いつも通りに“普段”が始まりました。
本年もどうぞ宜しくお願い致します。
さて、平成という年も、あと4か月弱で終わります。
30年113日という期間になるのだそうです。
私にとっての平成の11070日間は、激動の人生だったような気がしています。
ライフサイクル上も人生のイベントがいろいろある時期で、激動は当たり前なのかもしれませんが、
それでも、めまぐるしく、忙しく、そしてパワフルだったと振り返っています。
何もなかった…と振り返るよりは、「激動!」と言えてしまう自分で良かったです(笑)。
結果はどうあれ、精一杯生きてきた実感がある、という事なのです。
そして私に、女性でも仕事を持ってバリバリ生きてい行くことを後押ししてくれたのは、この平成という時代。
この平成の30年は、ずいぶんとモノの捉え方や価値が変わってきました。
だから、わたしにとっては良かった。世の中の転機が、私の転機にもなりました。
特にバブルの時代は、働くことと稼ぐことの楽しさを教えてもらいました。
それが有るから、今の私がいます。
ちょっと間違った生き方も“先駆者”的に受け止めてもらえたのもこの時代だったから。
普通の私が普通以上にラッキーに生きてこられたのもこの時代だったから。
努力が実を結ぶ、的な前向きさをもらったのも、この時代だったから。
そう思えます。
そんな勢いに押されて動く時期も終わりに近づき、
これからは“心”を磨いて生きてみようかと考えています。
心は8つの心から成ります。
Mind ;人間の知識・感情・意志などの働きのモトになっている精神
Heart ;自分の考えや気持ちの最も深いところ、まごころ・思いやり
Thought ;考え、思慮、思考
Will ;ある行動に対する意欲、意志、モチベーション
Feeling ;感じていること、気持ち、情感
Sympathy ;情け、思いやり、人情
Meaning ;言動などの真の意味・意義、言動の肯定的な意図
Spirit ;魂、人間性、アイデンティティ、自己実現
それらを磨いていきたいと思っています。
本当はもうとっくにやれていていいことかもしれませんが、それどころではなかった私の人生。
何かを始めるのに遅すぎるということはない、ということを信じて、これから心を磨こうかと。
平成は良い年で手に入れられるものも多かった分、失ったものも膨大だったような気がしています。
世の中で起きていることを目のあたりにすると、特に“心”が希薄になってきているようで悲しくなりませんか。
“心”が無いと、また、“心”を分かっていないと、あらゆる人間関係はうまくいきません。
成人しているのに、おとなが子供じみた馬鹿な言動を、当たり前のようにやってしまうのです。
そして、そんな生き難い時代にしたのも平成かもしれません。
自分が心を磨くことと共に、
企業人として心を磨く教育の一端を、しっかりやっていくことも使命かと感じているところです。