BLOSSOM通信

夢だったこと

営業職に就いた30歳代のころから、「東京で仕事がしたい」と思っていた。

会社の研修で会う、東京で仕事をしている人たちがやけに輝いて見えたからだ。
キャリアウーマンという言葉がはやり始め、自分ではその意識・認識があった。
バリバリ仕事もして光を浴びていると思っていたのに、東京で仕事をする同僚は、私よりはるかにキラキラして見えた。

もし、自分が東京という大都会で仕事が出来たら・・・。

今年の夏に首都圏のヒューマンアカデミーで、心理の講座を担当する話を頂き、悩むより決断を優先した。
仕事で尊敬しているNLPトレーナーの口添えもあり、決断までに時間が無く、勢い優先でスタートした。

10月から本格的に東京と札幌の行き来を始めた。
金曜日から月曜日までが東京で仕事。
残りの3日が札幌での仕事。

私にとっては、多忙というのが充足感にもなる。
自分のベッドで休めない事や、
いつものコーヒーを飲めないことや
愛犬を残して出張になることが、大きなストレスと疲労になる現実はあったが、
そうしている間に、今年ももう終わる。

忘れかけていたことが、やっと今頃になって「東京で仕事が出来た!」という嬉しさがある。
なぜなら、都会とか東京という響きが、なんだかカッコよく聞こえていた世代の私の、憧れと夢でもあった。

東京の人の多さは、元気とパワーを感じさせてくれた。
雪の降らない東京の街の、“体力”みたいなエネルギーを感じた。

夢が叶った平成30年。夢は叶うんだ~!
私はキラキラしているだろうか?
キラキラしていたいと思っている。