『ビジネスの会話』が、ずさんになっているのを感じてしまいます。
そもそも、『ビジネスマナー』が、崩壊してきているのかもしれません。
ビジネスマンの服装が背広だと信じてきた世代なので、
リュックを背負い。スニーカーで通勤する様子は、受け入れがたいものがあります。
そして外見ばかりではなく、中身の変化も、残念に思ってしまいます。
まず『はなすこと』が下手。
聞く相手も、話の主旨も、考えていないように聞こえてしまう。
[結論から話す]という、あのテッパンはどこへやら。
話の最初と最後では、大きく道がそれていることの多いこと。
ただ、『自分勝手にはなす』ことは上手だと云えそうです(笑)
誰に話しているのか?ということば遣い。
ため口だと気がつかないのか、相手を不快にさせる話し方が目についてしまうのは、年齢のせいでしょうか。
「それって、⚪⚪じゃないっすか」
「なんだか⚪⚪のくせに、変じゃないっすかね」
「じゃあ、このへんで・・」
「なにしてるんですか?!」
私が研修を担当していて、少し前までは『井島センセイ』と言われたが
今は年下の参加者たちに「井島サン、ちょっといいっすか」と声をかけられる。
そんな時代になったのかもしれない・・、センセイだと威張るのは時代錯誤なのだ‼️と、
この部分は妥協できたと思うようにしています。
が、誰に対するでもない、話の仕方には、
今私の頭は、あまりにも残念すぎて悲しい。
「恐れ入ります、それは、⚪⚪ということでしょうか?」
「⚪⚪と自負するのであれば、疑問に思える部分かもしれませんね。」
「それでは、本日はそろそろ失礼致します。お時間頂き、ありがとうございました」
「どうかなさいましたか?お手伝いいたしましようか?」
って、教えてきた・・はず。
あぁ、美しく、相手に敬意を伝えることのできる日本語は何処へ~。
こんなことにこだわっている私はどんどんリタイアの年齢に近付き
ある意味世代交代でもいいのかもしれない。
でも、殺伐とした世の中、このようなコミュニケーション力で、
ビジネスが進んでいくのだろうか・・・。
私は美しく、ロジカルに話をしよう!