井島先生のおシゴト日記+α

AICI国際イメージコンサルタント協会の例会に参加してきました。

先週末、9月12日(土)は東京に行ってきました。
目的は、所属している国際イメージコンサルタント協会日本・東京チャプターの9月例会への参加です。
今年は、日本で始めて11月にAICIエデュケーションディが開催できる事になり(これは東京チャプターの大森ひとみ会長始め、役員の積極的な働きかけの賜物です)、その紹介・説明もあり、会員以外のビジターの参加者も多く、約80名が参加しました。
 
私も、BLOSSOMのイメージコンサルタント・プロ養成スクールの卒業生2名と、参加しました。
 
この日はトロントチャプターのMsドミニクの講演もあり、大変興味深く聞きました。
彼女は会社や個人のプロトコールやエチケットを専門にしている方で、今回の講演のテーマは『インターナショナルエチケット』です。
 
アメリカではビジネスの服装は、やはり日本よりきちんとドレスコードを重視しているようです。
例えば、クールビズは、日本人が考えた『省エネ策の一つ』ですので、国際的には意味のないものです。これに対しては「自分のポジションを考え、対クライアントの場面では、ドレスコ―ドを守るべき」との発言があり、服装の意味を改めて考えさせられました。
 
また、アメリカの人たちは、皆ナイフ・フォークを上手に使い、きざっぽくナプキンも使っているのかと思っていましたが、私たち日本人のレストランマナーのほうがきちんとしているようです。
私たち日本人が、日常は和食のマナーをさほど意識せず、例えば犬食いをしたり、箸の使い方が適当であっても、『マナー違反よ!!』と攻められないのと同じ感覚なのかもしれません。ちょっと驚きと共に、おもしろい現実でした。
 
私が、レストランマナーを講習していたときに、「アメリカで、ナイフ・フォークをクロスさせていたのに、食べかけの皿を下げられてしまったのはなぜか?」と訊かれた事があります。いろいろ考えて、調べたりもしたのですが、私の回答は「それは相手のアメリカ人のウェートレスがおかしい」と断言はしたものの、頭の中は???不思議マークがついてしまいました。
それがこのMsドミニクの話で納得です。アメリカ人だって、全員が「レストランマナー」を完璧に知っているわけではなかったということでしょう。
 
なんだか、おかしい現実ですね。
 
年に6回程度、AICIの例会の参加のために東京へ行きます。イメージコンサルタントはまだまだ一人歩きしにくい職業のように感じてはいますが、現在東京チャプターの会員は60名以上になっているのだそうで(常に例会に参加するのは通常15~20名程度です)、これからの職業なのかと、期待を持って帰ってきました。
 
札幌でも、必要性をきちんとしっかり訴えていくのが、私の仕事だと、改めて決意しています!
 
2009.9.20