井島先生のおシゴト日記+α

中小企業大学校『魅せる女性のビジネス講座』

今週は、中小企業大学校旭川校で『魅せる女性のビジネス講座』を担当してきました。
 

この講座の前半は、7月に3日間ありました。
今回は2ヶ月弱のインターバルを置いて、後半の2日間の講座です。

 

1日目:女性社員に求められる役割と能力
    美しいビジネスマナー

2日目:人間関係作り 
    ~アサーティブコミュニケーション~

3日目:イメージアップコンサルティング
    ~自分を素敵にしてみよう~

4日目:ビジネスで力を発揮するために
~論理的思考と問題解決力~

5日目:ワークライフバランスとキャリアプラン

 
この講座の受講対象者が『自分らしさを強みに変えて、仕事力をアップしたい女性』でした。と云うことで、毎日忙しく仕事をなさっている女性の皆さんと共に研修を進めました。
 
イメージアップの授業もありましたので、2ヶ月前に課題として、『イメージしている自分に向かって、意識して行動・実践してみましょう』とお伝えしていました。
 
このインターバル期間で、積極的にビジネスマナーを役立ててくれている方、コミュニケーションを意識して実践してくれている方、立ち振る舞いを変えている方など、皆さん真面目です!
 
「自分は変えているつもりだけれど、周りは気付いてくれません」と云う声もありましたが、「上司が、学んだ内容と私の姿勢を評価してくれて、職場内の改善を進める担当になりました!」との声もありました。
 
周囲の誰かのためにチェンジして欲しい講座ではなく、以前の自分からチェンジして、自分の『満足』に近づいていただければ、すごいことです!!
 
私はついつい精神論的な生意気な部分も申し上げてしまうのですが、自分の内面をしっかり捉えて対話し、そして協調性を持ちつつ自己主張ができないと、女性は仕事をやれないと考えています。
だから、小さいことを少し意識して、チェンジしてみて欲しいのです。
 
一般論で「会社の中で女性はこうであるべき・・・」とか「会社のなかでは女性らしさを求められているので・・・」等々あると思います。
いい意味で解釈するか、悪い意味で利用するか・・・それを『我慢する』とか『遠慮する』とか、又は『自分の実行力不足の言い訳』にしてしまっては、悲しいですよね。
 
とはいえ、現実問題、妻で母でまた娘としてひとり何役もこなさなければならない女性が、男性と肩を並べてバリバリ仕事をこなすには、精神的にも肉体的にもタフでないと、キツイのです。
私自身も経験しているから、仕事は楽しくあるべきと皆さんに熱く語ってしまいます。
そして、仕事を楽しくさせるのは、誰でもない自分にしか出来ないことだと思っています。自分の気持ちや価値観・考え方などを、自分が意識して変えることなのです。
 
 
と云うことで、今回の講座は、私もそんなことを伝えることができ、非常に有意義で、楽しかったです。
実際には22歳から40歳代で、年齢も職種もポジションも様々な皆さんでしたので、講座内容の受け止め方も様々であったろうと思います。
でも、いろいろな意味で一皮向けてくれるきっかけになったら良いな、と願っています。
 
今日は大学校のご担当の出口さんが、わざわざ企画してくださった「ディナーパーティ」会場での写真です。
2009.9.12