井島先生のおシゴト日記+α

自ら変化をする時代に

札幌土地家屋調査士会様の会員研究会で『コミュニケーションマナー』の研修をさせていただく機会がありました。
 
今の時代をとりまく問題の一つである、『人との関わり方の難しさ』を取り上げ、改善しようという問題意識を持っての研究会です。
 
最初にお問合せを頂いたのが、昨年の夏です。
研究会のご担当者が、コミュニケーションマナーの必要性と重要性を強く感じ、また、専門職でキャリアのある調査士の皆様のレベルとその抱える状況に合致した研修にしたいという事で、講師をお探しでした。
 
数ヶ月に間に、幾度も足を運んでいただき、共有すべき情報と研修の内容も見直しながら、実施に向けて研修内容も精査してきました。
 
今回のようなソフト面をテーマにした研究会は過去になく、ある意味冒険だったようですが、熱意は通じるもので、概ねご担当者が想定していた感想や評価につながった研究会だったようです。
 
一方がいくら万全を期していても、予測の出来ない相手のいる場面では、様々な問題がおきやすいものです。
相手を責めるのではなく、自分のほうで創意・工夫・改善のできることがあれば、やはり進んで取り入れやってみることが最善でしょう。
 
私からすると、“優秀で偉い”と感じる専門職の方でも、時代の流れと共に様々な課題を見つけ、それを解決しながら仕事をしていることを、あらためて知るいい機会にもなりました。
自ら変化をさせていかないと、進んでいけない世の中だと、再度認識もできました。
感謝です。
2013年1月