井島先生のおシゴト日記+α

株式会社 四宮造園様

毎年定期的に研修を担当させて頂いている企業があります。
札幌の大手造園会社の四宮造園様です。

一つは、現場で仕事をしている契約社員さんも含めての接遇研修があります。
人の入れ変りもあるので、毎年必要性が生まれてきます。
ことば遣いも、ついつい『自分流』になり、気が付かないうちに気持ちの箍が外れていきます。
現場では、自己管理のもとすべてを選択し決断実行していくことが求められます。
が、その中に、普段の礼儀や身だしなみもというマナーも、実は含まれています。
自分流になってしまうと、会社や世間一般の基準やルールと差異が出てしまうことがあります。
「乱れる」ことによりお客様に不快感を与えてしまうということです。

そんなこともあり、ちょうどいいころ合いに、年に一回すべての人を対象に接遇マナーを実施します。

そして、もう一つは社員を対象としたビジネスマナーの研修です。
一般的な電話応対や名刺交換等の当たり前のマナー講座です。
毎年新入社員も確実に入社しているため、1年目、2年目、・・・数年目という説目ごとに、ビジネスマナーを振り返ることをしていただいています。

私は「ビジネスマナー」はどれだけ時代が変わっても、Aiの時代になっても、ビジネスパーソンが身に付けなければならないものだと考えています。
それは、ビジネスマナーの考え方と行動が、すべての仕事の基本・ベースだと考えるからです。
新入社員の時だけでは、理解しがたいこともたくさんあるはず。
実際にその状況に出くわして、『あー、こういうことか?!』と気が付くこと、また復習したいことが見えてくるのです。

四宮造園様のように、当たり前の小さな基本ですが、それを数年にわたって、社歴を重ね、経験を重ねながらフィードバックできることは、とても大きな「研修」になっていると思います。

内容はほとんど変えませんが(それも担当者様からの要望なので)、視座をかえて講義をするようにしています。

昨年の新入社員のNさんは、弱弱しいイメージから明るい笑顔のさわやかな男性に成長していました。
ちょっと先輩のHさんは後輩の面倒見がよく、頼もしく成長しています。

こんな若者たちの変化という成長を感じられるのも、1年に一度の研修があるからだと、感謝しています。

昨年秋に社屋も新しくなり、造園屋さんらしい佇まいと、中庭が素晴らしいです。
環境も良く、社員のスキルアップに積極的な素敵な会社です。
http://www.shinomiya-zoen.co.jp/training2018.html

みなさん、いい顔しています。