井島先生のおシゴト日記+α

札幌商工会議所 新入社員研修

札幌商工会議所で2日間の新入社員研修を担当しました。

今年、いろいろやってみて、これからの若者の新入社員研修は2日間という時間が必要だと感じました。

そして、2日間、60名を超えた参加者と共に、過ごしました。
間隔をとった広い会場で、コロナ対策をしながらの研修は、ロールプレイングを少なくし、会話も避け、例年とは勝手が違います。
【知っている】➡【できる】➡【納得する】という公式に当てはめて進めたい新入社員研修なのですが、「妄想の理解」になってしまうことが不安です。

それでも、札幌市内の企業の新入社員たちは、真面目に穏やかに、そして大変お利口に受講してくれました。

就職活動も、企業説明会も、採用面接も、インターンシップも、過去の事例を当てはめられない中、頑張ってきた若者たちです。
しかも、学校にも行けず、ほぼ独りで頑張りぬいてきたのだと思います。
そう考えると、とても根性のある、スゴイ若者たちです。
これからの時代のモデルケースになりうるということですね。
トップバッターはキツイことも多かったのではないでしょうか。

まだまだ年上の私から見ると『気が利かない』ことが多く、目についてしまうのですが、賢い彼らのことですから、きっとすぐになじんでいくと思います。

馴染ませて行くのは、彼らの問題ではなく、先輩社員の問題です。
2021年以降は、さらに既存の社員のコミュニケーション力、マネジメント力が問わることになります。

新入社員も先輩社員も、しっかり自頭的な能力を付けていくことが必須です。

2021年の新入社員は穏やかな普通の若者です。
伸ばしてやりやすいかもしれません。
先輩社員の皆さん、皆さん次第です!今年は特にそう感じました。