井島先生のおシゴト日記+α

新入社員こそ“見た目が9割”

ビジネススタイル(服装等)には歴史があり、ルールがあります。
 
日本の着物に、季節や場面、年齢等によってルールがあるように、ビジネススーツ(特に男性の)にもルールがあって当然です。
 
ビジネススーツは、仕事をするときに着用します。動きやすく、機能的で、且つ
仕事に対する姿勢や能力を表わすものなのです。
ただ着ていると良い、というものではありませんね。
 
私は国際イメージコンサルタント(米国AICI会員)でもあるので、ブロッサムの各種研修の中で、印象の効果や色彩戦略、ビジネススタイル(服装)のルール等についてもお話をさせて頂きます。
 
私が「〇〇だ」と言い切ると、「嘘だろう」という疑いの目を向けられる事があります。
例えば、
・ビジネスシーンでOKのネクタイの柄は7種類。
・ワイシャツ(ドレスシャツ)は長袖で、ボタンダウンはカジュアルなので控えましょう。
・スーツのポケットには出来るだけ物を入れない。
・男性のヘアの襟足はスーツにかからないように、しかも、耳を出す事。
 
確かに、少々堅苦しい面もあるかもしれませんが・・・。
でも仕事は遊びではありません。真剣に取組むのが仕事です。
 
ジャニーズ系のイケメンが少し着崩したスーツファッションは、私が見ても「う~ん、カッコイイ!」と感じます。
しかしあくまで『イケメン』が仕事であればの話しです。
『ビジネスマン』としてみると、ネクタイをルーズに締め、ツンツンヘアでは、仕事を共にする気持ちにも、また任せる気にもなれません。
 
ビジネスマンもトレンドを上手く取り入れる事(例えばスーツの柄やネクタイのディンプルなど)は必要ですが、自分の仕事上の立場や役割をしっかり捉えていかなくてはいけません。
 
下記は北海道新聞でインタビューを受けたものです。
写真は、正直『見て、びっくり』なところがあり、この写真は私の意図するところではありません。ヘアスタイルとネクタイの長さにダメだしをしたいですね(笑)。
 

ご参考までに・・・。                    2010.4.24