井島先生のおシゴト日記+α

平成31年度 最初の新入社員研修

新しい年度が始まる4月1日。
フレッシュな新入社員が入社式を迎える日でもあります。

そんな中、私もコンサルティングをしている会社の入社式後の研修をさせていただきました。
こちらの会社は、4名のフレッシュマンが、初々しく、程よい緊張感も伝わってきます。

仕事をする上での目標も持てていて、すごいなぁと感心します。
やる気ももちろんあるようです。
大変立派なのですが、空回りは禁物だと、私は考えています。

良い方向に空回りをすると、自分はできる!と勘違いにつながり、仕事において独断専行してしまうことにつながる可能性が出てきます。
悪い方向に空回りすると、認められない!と自分を責めて自信を無くしたり、あるいは評価をしてくれない相手を責めて不平不満が増してしまうこともあります。

どちらに空回りするにせよ、望ましい方向には進まないのです。

私が強調したことは、
『言われたこと以上をする』のではなく、
まずは、『言われたことを過不足なくやる。その仕事で合格点をとる!それが大事』ということでした。

言われたことをしっかりやるように意識し、それができていくと、またそこから本当の仕事での目標が生まれてきます。
現状と自身の能力を把握できたうえでの目標は、“絵に描いた餅”にはなりません。
そして、言われた指示通りに仕事を進めるということは、小さなミスであればすぐに解決が可能なのです。
報告をきちんとしていけば、万が一ミスがあれば、報告の中で浮き彫りになり、その場で修正が可能になり、上司からの助言も受けることが可能でしょう。

そんな「社会人の心がまえと仕事のやり方」の講話をしてきました。

これから、いろいろな挫折も、また達成感も味わっていくことだと思います。
自分の足元や立ち位置を、わかっていることが、“成長のための素直さ”と思います。

明日に向かって大きくしっかり羽ばたいてほしいと願います。