井島先生のおシゴト日記+α

今一度、働き続ける大切さを!2017年度入社社員のフォロー研修

昨年は登壇させて頂いたのですが、今年度は参加者の前で話をする機会はありません。
基調講話後のグループトーキングで、弊社が進行を担当しました。

札幌建設業協会様の、若手社員研修「1年目の同窓会」は今回も120名を超える2017年度入社の若者たちが参加をし、その成長をたたえ合っているようにも見えます。

グループトーキングは6名程度のグループになり意見交換をします。

一つ目のテーマが「職場の人間関係で困った事」でした。
・上司の話し方が早すぎる
・情報の共有が出来てなくて大変
・年齢の差が大きい
・飲み会が多い
等々、若干困り気味の課題はこのような感じでした。

しかし、
・慣れてきたら上司の話しが聞き取れるようになった
・自分が仕事を覚えていくと、それが情報にもなってきた
・年齢が離れているので優しくしてもらえる
・飲み会は苦ではない

等々の意見交換が出来ていました。
ちゃんと現実とその変化を把握しています。
そして「飲み会は苦じゃない。結構すきです!」という若者に、どこかホットしてしまいました。

1年近く経つと、服装もだらしなくなっていたり、ひげを生やしていたりと、変に大人びた感があり心配にもなりましたが、彼等の職業上の苦労も、そこには隠れているのかもしれません。様々な年齢の人と協力しあい、尊重もすれば、逆に自分がなめられてはまずいこともある。そういう面ではかなり頑張ってきたのではないでしょうか。

本音はマナーの講師としては、服装や見た目をきちんとするべきだと声を大きくしたいし、真摯な態度というのは決して高飛車になることでは無い、ということもキツク言いたい所でしたが・・・。

グループトーキングの前には
基調講話は某大学の社会学部の教授による
「働き続けることの大切さ」というテーマの講話です。

今回は、
本協会様が最も信頼を寄せる大学教授の講話ということで、多くのことを学びとろうと、誰よりも私が真剣だったかもしれません(笑)。
また、教授とお話しさせて頂いた際に、“人間性の重要性”をよく口にされていたので、大変関心を持っていました。

なるほど「天網恢恢疎にして漏らさず」ということ、そして「ローマは一日にしてならず」とメタファを用いて、話をまとめていらっしゃいました。