井島先生のおシゴト日記+α

人間力とNLPと私の気持ち

ヒューマンアカデミー札幌校で、NLPプラクティショナーコースの25期がスタートしました。

インターネットで、「心理学」「心理カウンセラー」などと検索するとヒットするNLPです。
ですので、コースで学ぼうという方は「NLPが心理学である」という認識をしている方が多いように思えます。

実は、私が学んだときは、「NLPが心理学である」という認識は薄かったのです。
やってみて初めて「認知行動心理学」と呼ばれることがあると知り、「へえ~」という感じだったのです。
私がNLPを学んだきっかけは、「影響言語」という意味合いが強かったのです。
とはいえ、恥ずかしながら、あふれるほどの情熱で学んだわけではありませんでした。
正直、よくわからずに勉強してました(笑)

そして最近、「心理学と呼ばれることはあるけれど・・・」と、NLPを説明している自分がいます。
最も適切なのが、「脳の取扱説明書」といわれている部分かと考えています。
不要なこだわりかもしれませんが・・・。

リチャード・バンドラーはNLPを
「人々にどのようにして人生の質を高めるのかを教える、在り方であり、方法論であり、テクノロジーである。
自分自身や他の人達と、より効果的にコミュニケーションをとる方法を教える教育的なツールである。
彼らが考え、感じ、行動する方法において、個々の自由を持つことを助けるようにデザインされている」
と語り、定義しています。

私はこの考え方と言葉が好きです。
また自分がNLPに触れれば触れるほど、
「NLPは人間力のもとになる!!」と実感しています。

変なこだわりがありすぎると、人は適切なものの判断ができにくくなります。
それが「実際にどういうことなのか」と適切に判断し、決断していくには、
感情論ではなく、客観性と柔軟性という理性のほうを優先しなければなりません。

そう、しっかりした判断と決断のできる人間力のある人は、
客観性と柔軟性があるのです。
小さいこだわりで視界を狭め、制限を与えるのではなく、多くの選択肢の中で自由に適切に決断をしていくのです。

それは、誰にとっても手に入れたいスキルだと思っています。
どうでしょう?
自分らしい自由な決断、です。

元プロ野球選手の新庄さんが、メジャーリーグに行くか、日本の球団にとどまるか、という時期がありました。
①メジャーに行くなら2000万円(マイナーリーグ)
②阪神に残るなら3年で9億円。
そのような中で下した決断・・・。

私なら、お金にコントロールされた決断をしてしまったかもしれません。
新庄さんは、自分の人生を自分の考えでコントロールし決断したのでしょう。

人は、自分の人生の主導権を握れたら
一致感を持ち、そして「選択の幅」が広がってくるということです。
まさに、人間力だと思いませんか?

さて、自己啓発、というと大げさですが、
社会人になっての勉強ということで、私は一人でも多くの人にNLPが伝わっていくことを夢見ています。

私はヒューマンアカデミー札幌校で10期以降、受け持たせてもらっています。
そして、今回が25期生。
年齢も職業も経験も様々なメンバーが、共通点を見つけて行くこれからを一緒に感じて行くのが楽しみです。

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