井島先生のおシゴト日記+α

『マナーインストラクター養成講座』

3月の下旬に、マナーインストラクターの養成講座をしました。
 
この講座は、希望者に合わせてマンツーマンで実施しています。今回もホームページからの問い合わせがあり、東京からお越しいただきました。
 
養成講座は、4日間の研修と1日の実践研修(アシスタント体験)、1日の研修見学というカリキュラムです。
 
私どもでは、『BLOSSOMのマナーテキストの内容を、どの講師も同じようにすすめる事が出来る』ことを目標に、養成講座を組んでいます。
 
本来は3日ほどのカリキュラムですが、実際は4~5日という時間を費やしています。それでもその費やした時間だけで『自信』につなげることが出来るかというと、自助努力無しには難しいものがあります。
 
私は、以前勤務していた企業(生命保険会社)を通して『マナーインストラクター養成講座』(株式会社MSCに委託した講座でした)を受講させてもらいました。基本コースだけで、東京に3泊4日を1クールとして半年に5回ほど通い、その間は課題を与えられ、研修のリハーサルも課題でした。かなりしんどかったと記憶しています。
 
たまたま私は、その基本コース修了生の中で、外部企業に対するマナー研修の実施回数、実施企業数が28社(4月の新入社員対象の研修)と最も多く、会社のバックアップがあり基調な体験を積む事が出来たと感謝しています。
 
そして、現在に至っているのですが、『たかがビジネスマナー、されどビジネスマナー』で、生意気にも、人に伝えて理解を深めてもらいたいなどと考えると、自身の学びも必要で、キャリアカウンセラー、イメージコンサルタント、カラーコーディネーター、そしてNLPも学びました。
これで十分かと考えると、人に『教える』ことは責任のある事なので、もっともっと基本固めもしたいと欲がでるものです。
 
ついついこんな自分の価値観で、インストラクターを目指している方たちにも、話してしまいます。プロと自負するにはそれなりの自覚と責任が必要かと考えています。
新入社員の研修でも、「プロの自覚」を講義しますが、自分ができてなくては、口にしても重みが無いような気がするのです。
 
今回もご縁があって、とても博学で色々な分野でも活躍できる可能性を持つ女性でしたが、「プロとして頑張ってみたい!」と決意を固めるきっかけになったようです。
嬉しく思います。
 
BLOSSOMを卒業してくれたインストラクターの活躍を、人間的な成長と併せて見守りたいと思います。
卒業生の皆さんは、それぞれの個性と資格・知識を十分発揮して活躍しています。(BMIAのページもご覧ください)
 
さて、そして私もいつでも背中を見てもらえるように、頑張らなくては!!です。
 
                         2010.4.9