道都大学のキャリア支援課のY課長は、私が尊敬するCDA(キャリアデベロップメントアアドバイザー)の一人です。
温厚な笑顔と、学生たちのキャリア支援に対する愛が、素晴らしいのです。
その影響もあるのか、道都大学の学生さんたちは、スポーツマンシップがあり、伝統あるスポーツにおける礼節をわきまえた若者が多く、すがすがしい印象が伝わってきます。
そして言うまでもなく、この素直な根性を持つ学生さんたちの就職決定率は非常に高いのです。
この道都大学は、キャリア支援課が中心となり、様々な就職支援「一人ひとりの夢を叶えるサポート」の体制を組んでいらっしゃいます。
そして今年度も引き続き、就職支援の『マナー講座』を担当させて頂きました。
今年は3年生を中心に、50名以上の参加がありました。
中身の評価は十分なものがあっても、外側の見せ方や見られ方も重要。
特に短時間で“縁”を造っていく“就職面接”等においては、いやおうなく、『外見』がどうであるかが問われます。
私が伝える『外見』は、『社会人としての常識やコミュニケーション能力、そしてビジネスマナー』を指します。
周囲の状況を察知して、その場にあった表情と気配りで挨拶ができるか。
相手の気持ちや考えをとらえて会話(言葉の受け答え)ができるか。
自分の意識や意欲を、素直に身だしなみや態度に表す事ができるか。
等です。
90分程度の講義ですが、講堂に入室してきたときの“面構え”と、退出するときの“面構え”が、ちょっと違って見えるのは、講師の思い込みでしょうか。
ですが、最後ほぼ全員の学生が、一人一人一度立ち止まって、先語後礼のしっかりした挨拶をしてくれました。
う~ん、『すぐに実践に移してくれた!』コトは、ありがたいことで、感激です。
2013.2.1