井島先生のおシゴト日記+α

進路講話

岩見沢農業高校で、1,2年生に向けた『進路講話』をしてきました。
 
「進路を決める」とは、「どんな生き方をするか」です。
 
1年生には
自分のしたい事(興味・関心)と出来る事(能力・知識)をじっくり考えて、その二つの重なり合う部分を大きくしていくと、自分の職業に当てはまる可能性が高いことを話します。
5年後の自分の生きている姿をイメージして、イメージできるほうに進んでみようと、話します。
 
楽天の田中投手の選択と生き方、そして日ハムの斉藤投手の選択と生き方を例に、話しました。
自分が決めて、後悔をせず、そして責任を持って前進できたならOKなのです。誰と比較する問題でもなく、他人から批評をもらう問題でもなく、先ず、自分でしっかりイメージして決意して責任と自覚を持って進む!
これが進路だと、考えています。
 
通じたかな?
 
2年生には就職に向けた心構えという事で、進学をしたにしても、その先にある就職に対しての考え方・とらえ方を話しました。
 
キャリア理論の一つには、
16歳から25歳の青年の頃は、様々な分野の仕事やその必要要件を知り、徐々にその仕事に特化し、訓練を受けその仕事に就く時期であるといいます。
 
今回はその『必要要件』のうちの、『人間関係の常識』の部分は今から『常識』にしてしまおうという提案です。
挨拶や礼儀、気配りなどは、一日や二日では身につくものではないのです。そして誰もが『人と話しをすることが苦手』といいます。
人と話しをできる自分になる事も、一日では無理でしょう。
だから、余裕のある今から意識をして、どこか少し変えていく、チャレンジしていくことが重要なのです。
 
そして、人間の常識を身につけながら、
『どんな仕事をどんなふうにしていきたいか。そして、誰にどんなふうに感じて欲しいか』を考え明確にしていくのが、志望動機になります。
 
伝わったかな?
 
寒い体育館での各学年に向けた講話でした。
からだは寒いけれど、気持ちの熱い熱が伝わった事を期待しています。
2012.2.5