ご紹介を頂き、札幌地区バス協会様で、ビジネスマナー研修を実施しました。
対象はバスのガイドさんたち、約20名。
職業的に、それなりの接遇の仕方があるのだと思いますが、
一般的なマナーや接遇について、
初頭効果と親近効果を理解していただけるように、研修をしてきました。
これだけの観光都市の札幌においても、バスガイドという職業は、どうしても“期間雇用”になってしまうのだという現状を伺いました。
海外からの観光客も増え、バスガイドさんの仕事の領域も難しいものがあるのかもしれません。
ですが、バスガイドの仕事は華やかな花形の職業です。
ベテランの良さと、フレッシュな方の初々しさの両方を大切にしながら、繁栄さえていってほしい職業だと感じています。
華やかな制服に身を包んで、落ち着いた丁寧なあいさつをする、そこからバス旅行の一日がスタートします。
それが初頭効果です。
楽しくて役に立つガイドさんの観光案内を聞いて、ガイドさんの人柄にも触れ、バスの旅は進んでいきます。
案内は、ストーリーで話をすると、わくわく感が増します。
結論から話すと、意識が向きます。
話し方ひとつで、お客様を操つるコツを伝授しました。
そして、バスが一つのグループになり、旅も終盤。
ガイドさんのいう言葉と話が、お客様の心と感情を高めます。
これが親近効果です。
「また、バスで旅をしよう!いい旅だった!」というのは、バスガイドさんたちに左右されるのが本音です。
今回は少人数なのと、前半は少々ハードな実践を交えた真面目な研修と聞いていたので、ユーモアを入れて笑って聞いていただける研修にしてみました。
もちろん、すぐに変化をもたらし、グレードアップができる挨拶の仕方等は、バッチリ実習も入れます。
笑ったことは、忘れない!!
すべての研修でできることではありませんが、「笑える研修」も、私のオリジナルの一つと考えています。
バスガイドさんたち、素敵でした!
札幌も東京のはとバスのような、ガイドさんに案内してもらえる気軽なツアーがもっとあると嬉しいですね。
私ははとバスツアーが大好きなので!!