井島先生のおシゴト日記+α

時代が求めるメンタルケア研修

苫小牧の企業の依頼で、半年間・12回行った『メンタルセルフケア研修』の最終日でした。
 
近年は、メンタル面のフォロー等に関する研修のご依頼を頂く事が多くなっています。
 
ちょうど、認知行動心理学とも言われるNLPのトレーナーである事も重なっていると思いますが、メンタルケアはコミュニケーション力と同じくらい、ビジネスパーソンにとって、また企業・組織にとって必要不可欠だと感じています。
 
この『メンタルセルフケア研修』はセルフサポートコーチングとTA(≒エゴグラム)等で構成した研修内容です。
 
こちらの企業は、大変社員教育や育成に熱心に力を注いでいらっしゃいます。
今回もほぼ全員の社員・スタッフさんが受講しています。
 
つい心身が健康なときは“自分には関係のないこと”と考えたいのが、『心の病気』です。
『心の病気』は誰にも起こりうることで、起こってからでは手を打っても遅い事が多いのです。
心身が健康だからこそ、健全なうちに予防法を知り、策を用意しておく必要があります。
 
さて、メンタルヘルスのための教育ですが、実は、あらゆる社員育成のための教育がメンタルヘルスにつながります。
 
教育から、何か新しい気づきを得る、それによってフィードバックや自己啓発につながっていく。
新しい発見は、選択肢や制限を広げ、モチベーションアップになり、強い心をつくります。
 
誰もがストレスを必要以上に感じてしまう今の時代です。
だからこそ、質のよい社員教育・研修が必要であると、現場を見て、そう考えています。
2011.12.23