今週から、北海道庁の事業の一つとして、
私は札幌を離れて仕事をしています。
見就労の若者や女性の就労支援の事業です。
景気がよくなり、企業の求人も増えたのか、
参加者が少ないです。
どこかの地域に限ったことではなく、
道央、道北、道南、どこの地域にもいえます。
雇用の拡大と安定は喜ばしいことですが、
それだけではない色々なことも想像してしまいます。
私が関わるこの地域は過去数年間類似の事業がありました。
定員はほぼ埋まる状況でした。
今回と何が違うのか…。
前回までは研修に通うと日給が出ました。
今回はありません。
セコイ私の想像ですが、それも少なからず影響しているのかも…です。
本来、勉強する、とか学ぶということは大変なことで、
時間もお金も、そして脳ミソも使います。
最近は、例えば資格取得等でも、
できるだけ短時間で、
できれば身銭を切らず、
できれば受講するだけで資格が欲しい!
…などというのもあるのかもしれませんね。
お金をかけずに教わることは、当然という風潮があるのかもしれません。
想像であって欲しいです。
世の中が進化という便利さを優先し出すと、
人の学習意欲は上がらないのかもしれません。
難しい本を、わざわざ買って読まなくても、
インターネットで検索していけば、
なんとなくわかったような気がするものです。
でも、
『人間は考える葦である』なのです。
学ぶ、向上する、成長する、意識と努力は真摯に持ち続けたいてすね。
さて、本日も授業です。
自ら交通費をかけ、通ってくれる参加者が成長できるよう
私も全力で応えていきます!