今週は、いつもお世話になっている税理士さんの法人(税理士法人アグス)主催の勉強会があり、その講師をさせていただきました。
参加者は企業の経営者が多く、今回は『人を育てる時代~社員教育について~』をテーマに語ってきました。
今の時代、教育を取り入れないと人は育たないのです。
どのような教育が必要かと云うと、“人”の教育です。
会社として、現場で『働く』知識や技術は教えていくのは当然です。
教育として教えなくてはいけないのは『仕事をする』という人としての意識や意欲です。
その教育の効果は、
●正しく当たりまえのことを身につく
●物の善し悪し、判断力が付く
●自分自身の言動行動に責任を持つ(自己表現がきちんとできる)
この3点です。
社員教育の現場の声の“こんな社員”が多くて・・・と言うのは、
①受身の姿勢…「教えてくれないと出来ない」と平然と言う社員
②理論を応用出来ない、持っている知識を実際に使えない社員
③考えることをしない社員
思い当たる節はありますよね。
とても“一人で勝手に”では育っていかないのです。
講演後の感想意見として、
「マナーや社員教育が、貴方のように“仕事”になることがおかしい世の中だ!」とおっしゃった経営者がいらっしゃいます。
その方によれば、「親や学校の教師がもっときちんとすべきだ!」ということでした。
確かにそうも言えます。
私が口を返したのは、親がすべきこと、教師がすべきこと、そして会社の経営者がすべきことがある、と云うことです。
家族・子供として親から子に教えることがあります。学生としての勉学も含め、教師が生徒に教えることがあります。
そして、人材を預かった企業の経営者が社会人としての教育を社員にしていくことも責任だと、私は考えています。
“企業は人なり”なのです!!だから経営者の責任としての人材育成があるはずです。
元気のある会社は、ドアを開けて5分でわかります。
伸びていく会社も、社員の顔を見ればわかります。
幸運が重なってよい人材が集まったということは稀で、経営者が自分の背中から学ばせた教育も含め、『教育』の賜物なのです。
最後に、不足の部分を補うことを目的の教育は、成果を目に見えるように出来るまでかなりの根気・時間を要します。
ではどうしたらよいのか・・・・気になる方は是非、当社BLOSSOMにお問合せ下さい。
2009.12.12