今年度、教員になられた先生を対象に「プレゼンテーション」の講義をさせていただく機会がありました。
3日間の宿泊研修の中の限られた時間でしたが、
私は蛍の里まで行き、「人を説得し、動かす」プレゼンテーションの必要性と、重要性をプレゼンテーションしてきました。
1.プレゼンテーションとは
2.プレゼンテーションのアウトラインを作成する 3.心を捉えるプレゼンテーションの技術 4.プレゼンテーション上達のヒント |
好きな相手や、目的が同じ仲間には、プレゼンテーションしやすいかもしれません。
教師は、立場と責任上、いろいろな相手と、時には相手が望んでいないゴールを与え、そのために、相手が聞き入れたくない現状さえも、プレゼンしなければならないようです。
現場を把握しきれていない私のようなものが、エラそうに話しをするわけにはいかないのですが、様々な日常に対応可能なプレゼンの技術も併せて伝えてきました。
一言で「人を動かす」といっても、
『納得させる』のさえ大変なこと、それを『さらに動かす』ことは言葉で言い尽くせないほど、実際は大変。
小手先の技術も不可欠ですが、最終目標は自身の人格を磨くことにたどり着きそうです。
今回は、相手に自分の人格が出来ているように見せる、見た目で気にするべき項目や、
声を意識して使う方法を伝授。
実は効き目大なのです。
さすが、優秀な人材の皆さんで、短時間でいろいろな事をこなしています。
素晴らしい対応力と頭の回転力には、感動しました。
『パワーポイントの使い方』ではなく、終始、人を主体とした伝達力、表現力、説得力等々なので、意外性はあったのかもしれません。
でも、日々目の前の生徒の問題、その子供の親御さんの対応や説得、そして先輩含め仲間とのコミュニケーションの輪、とても複雑で面倒くさい環境に身を置かなければならない教師という仕事。
もしかすると、一般の『新入社員』より、過酷かもしれません。
ま、どんな環境に身を置いても「働く」ということは人生を豊かにしていくことです。
努力は必ず信用と自信をもたらしてくれるはずです。
フレッシュで物怖じしない若い先生たちの、ますますの活躍を期待したいと思いました。
2015.7.30