井島先生のおシゴト日記+α

『研修』は自己成長のチャンス

2010年、寅年です。
【寅】の字は【まっすぐに突き進む】と云う意味があります。
自信を持って進んでいく一年にしたいものですね。
 
さて、井島先生の今年の最初の仕事は、札新開発株式会社の研修でした。
テーマは寅年にちなんで『やる気』
 
今回は『研修は自己成長のチャンス』である事を理解し、エンプロィ・アビリティにつなげていくことを、研修を組み立てました。
 
エンプロィ・アビリティとは雇用されるに値する能力、雇用され続ける能力などと訳されます。
 
雇用され続けるには、
1.今現在勤めている会社の“人財”であること。仕事力が高評価であること。

2.同業他社からも「是非私の会社で仕事をして欲しい、力を貸して欲しい」と望まれること
3.異業種の会社からも「貴方の能力をこの部門で発揮して欲しい」と切望されること
4.様々な分野の会社からも「貴方の能力と経験が欲しい」と高く評価されること
 
これらをエンプロィ・アビリティといいます。
 
例えば、社内研修を仕事の一環として受け止めていたのでは、この能力は伸びません。
そこには『受講した』満足は残っても『次のこの仕事に活かそう』という気持ちがなければ駄目だということです。
 
そう、研修は自己成長につなげないと意味がありません。
 
『自己成長につなげる』ということは、受講した内容をしっかり受け止め、気付きがあればそれを展開し、疑問があればそれを解決するのは自分自身の学び次第だということです。
その姿勢がエンプロィ・アビリティにつながっていくのです。
 
新年早々、少々重いテーマではありますが、重要な事です。
研修の講師として、“講師としての自分の持ち分が終わればそれで良い”ということではなく、“伝えきるところまでやっていければその後につなげてくれる”と思えるところまで、日々考えています。
 
 
新年なので研修プログラムに、《お年玉》として、リュッシャーのカラーテストを自己理解として使いました。
色も心理を示し、選んだが今の自分の心理状態を教えてくれます。
 
リュッシャーのカラーテストは「あこがれ・希望」「現在の自分にあるもの」「潜在意識の中にあるもの」「全く持ち合わせていないもの」を教えてくれます。
もちろん自己対話をしながらですが、色の教えてくれるプラスマイナスに耳を傾けるというもので、自己理解につなげていきます。
 
BLOSSOMでは、研修の様々なニーズにお応えいたします。
詳しくはHPもご覧下さい。
2010.1.18