今週は、10月3日のこのブログでお伝えした企業で研修をしました。
『アサーティブ・コミュニケーション』の後半の研修会です。
より理解を深め、実践するという気持ちを高めることが、後半の目的です。
このインターバルの期間は、“休眠”のようになっていたのが現状です。なかなか講師の思惑通りには行かないものです。
けれど、研修を2度に分けて行う意味はあります。『思い出し、再度気付く』ことができることです。
アサーティブは、仕事をする上で欠かせないコミュニケーションスキルだと考えています。
但し、仕事中、24時間いつでもアサーティブがよいかと言うと、そうではありません。
どの状況でならアサーティブが有効かを選択し、使っていく事が必要です。
今回は『アサーティブを使わない事もアサーション権のひとつ』ということも理解してもらいました。
そこで、今日は、実際に研修を終えての受講者の意見・感想をお伝えします。
◆まず、アサーティブを活かしていくとどのような効果が生まれそうかという問いに対してです。
・職場内のチーム力、円滑な人間関係が作れるようになった。また、自分自身の技術やスキルアップにもつながるように感じた。一番は仕事上での意見交換、考え方の歩み寄りが出来ることだと思う。
・自分の意識が変わる事で相手も変わり、その結果円滑な人間関係を築く事が出来るのではないかと考える
・相手にきちんと、明確に意思を伝えていくこと、又否定にせず代替案を提案することで、お互いのコミュニケーションもより深められると思う。大事な事を伝える為には実践していく必要を感じる。
・職員一人一人の想いが形になる事で、仕事に対する姿勢が前向きになる。
・自分の意見を持ってお互いに話を聴くことで、新しい発見やよりよい方向に向かう案が出てきそう。
・円滑な人間関係を保っていく事が出来つつ、良い仕事の結果を得られるのではないでしょうか。
・ストレスがたまらないのでは
・発展的な意見がでる
・自分の考えをいつもでも主張出来る事で、職場内でも自分の存在の重要だと考えてもらえるような気がする
◆そして、研修全体の振返りの意見は
・正直、ケーススタディを通して実践したアサーティブは難しかった(講義を聴いている上では理解したつもりだったが)。でも一番は自分の気持ちや考え・意見を伝える事、責任を持つ事が学べてよかったです。
・事実に基づき言うべき点を、いかに相手を想いながら伝えなければならないか、いいヒントをもらえた気がします。
・相手に自分の意見が100%伝わるわけではなく、相手の“考えや気持ち”というフィルターを通して伝わるという事に気付き、それによって話し方の工夫が大切なんだということを改めて感じた
・自分の考えと同じ人も要るけど、違う方向からも見ている人がいるんだと言う事。最後は自分が意志をはっきり伝える事が大事だとわかった。
・事例を皆で考えていると、どうしようの無いことに思えた例でも、解決策があるのだと気付きました。行き詰ったとき、出来れば行き詰る前にアサーティブコミュニケーションを活かしたい。
全ての意見を載せることが出来ず残念ですが、空気を感じていただく事はできましたでしょうか?
私の、今一番お勧めの研修カリキュラムです。関心をお持ちの方は、是非、ご相談下さいませ。
2009.12.19