札幌市は、平成26年度中に卒業した方を対象に、正社員就職を支援する『フレッシュスタート塾事業』を5月からスタートしています。
私はCコースの約1か月間の座学を担当しています。
http://haa.athuman.com/pr/area_hokkaido/freshstart_2015/
私の座学研修は本日が2日目。
30名のフレッシュマンを目の前に、今日のテーマは『自己PR』の重要性。
コミュニケーションは『自分の意見を納得してもらえるように伝える』ことが第一であることから熱弁。
自分本位にならず、場の空気も感じ、最終的には相手に納得・賛同してもらえる伝達力がコミュニケーション能力です。
そして、「話すことが苦手なんです…」では、仕事になっていかない。
今ここで、話すことを普通にやっていけるようになって欲しいと、考えています。
まずは、自己PRから。
自分は相手に何をどう伝えたいのか。
それはどんな例や経験を土台にすることで、伝わっていくのか。
そしてそれは自分と企業をどう結び付けていくのか。
それを肯定的に、明確に、力強く表現することに、三時間かけても容易ではありません。
「特に学生時代に頑張った事、無いんです…」
「部活もサークルも、バイトもしてなかったんで…」
「いやぁ、ほんとに何もしてなかったんです…」
オ~イ!じゃあ、何をしてたんだい?
私の方がヒートアップでした。
そして、皆の目が、だんだん真剣に輝いてくるのも、感じます。
休憩時間も次々に質問をしてくる積極性も見え始めました。
この30名の若者に、「仕事ができて良かった!」と感じさせ、気づかせたいと思っています。
このフレッシュスタート塾授業は今年度が2回目。
座学の期間が短く、彼らの不安を軽減し、モチベーションを上げるには、少々時間がなさすぎだと考えています。
私に与えられているのは、たったの30時間。
1か月と言っても、実質8日30時間です。
文句を言っても時間は伸びません。
「真剣に行くよ!」と声を変えています。
合言葉は【「CAN I DO IT?」から「HOW CAN I DO IT?」】
出来るかな?と不安を増すより、
どうやったら出来るだろう?と考え挑戦してみよう、と目標を掲げました!