BLOSSOM通信

Vゾーンのルール~重要なネクタイ選び~

社会的な地位のある人でも、こんな過ちをしてしまうのか!
某大学の男性の不祥事の説明・謝罪会見時の、ネクタイ選びが苦言の対象になっています。
どういう意味でピンクのネクタイだったのでしょう?
私もイメージコンサルタントとして、またビジネスパーソンとしてもかなりの驚きでした。

男性はスーツを着た時のシャツとネクタイがのぞくVゾーンは、スーツスタイルの要です。
それは、Vゾーンが真っ先に目に入り、その印象を大きく左右するからです。

まずはスーツの着こなし、身だしなみという印象と好感度。
そして、そのビジネスの状況に合わせた自分自身のイメージと意思を伝えます。
ないがしろにはできないVゾーンなのです。

さて、そこでネクタイのルールです。
【謝罪の時は“青系”】というのはもう鉄則になっています。
ネクタイ(シャツも同様ですが)の柄や色は自他に与える心理的効果も大きく、ビジネスシーンに合わせていくのがルールです。

実はビジネスシーンのネクタイの柄は7つに限られています。
自分の研修では、私は3色の説明をしています。色も本来であれば数色です。

色は3色を抑えて、用意しておくといいでしょう。
まずは【青】
青という色は世界的にもビジネスでは最も好まれている色、使われている色です。
青の伝えるイメージは誠実・信頼・知性。
謝罪時も誠実さと信頼回復のためにも【青】は最も適した色です。

そして【赤】
赤という色は目立ちます。強さも感じます。
赤の伝えるイメージは闘志・革新・意欲。
就職面接時やプレゼンテーション時に使いたいネクタイの色です。

加えて最近は【ピンク系】
女性の社会進出により、ビジネスでも半数が女性です。
対女性の仕事をする時はピンクをすすめています。
ピンクという色は癒し・優しさ・穏やかさ・エレガントさを伝えます。
男性の威圧感をやわらげるのには効果的は色なのです。

そこに【柄】を組み合わせます。

謝罪や釈明をするようなシーンでは、やはり青系のネクタイを選ぶべきです。
柄は無地か小紋です。
たかがネクタイ、されどネクタイ。
今回の某大学の体育会系の監督さんの身だしなみは、非常識でありすべての信頼を失いそうです。
しかも重要な相手の名前まで間違える失態まで。

やはりビジネスマナーって重要です。