BLOSSOM通信

結構ハードな仕事です

私の職業は、かなりの肉体労働です。今回は少々実情を・・・。
ビジネスマナーや新入社員研修のインストラクターをしているので、毎年3月末から4月の2週目くらいまでは連日研修がある。一年で一番安定した仕事量の時季なので、嬉しいのだが、仕事に対し責任を持って、自分の満足・達成感を感じてやり遂げるためには(少々おおげさですが)結構壮絶である。
何が大変かと言うと、『体調管理』の一言。“代わりがいないので、倒れて、相手に迷惑をかけられない”という想いで、過ごしている。毎日6~8時間、立ち通しの喋り通しである。体調も含め、講師のテンションが下がると、研修そのもののテンションが下がってしまう。もし興味も関心もなく研修を受ける人がいたとしたら、講師が面白くなければすぐに寝てしまう。講師が「いとおかし」でなければ、研修を聞く気にさせない。「鳴かぬなら鳴かせて見せようホトトギス」ではないが、そんな意気込みで研修に臨む。
私のモットーは「楽しくパワフル!」何ごとも楽しさ何には、やる気もおきなければ記憶にも残らない。研修も仕事も遊びも、『楽しい!!!』と感じる気持ちがモチベーションに変わると信じている。
さて、一日の研修を終えるとまっすぐ帰宅し、念入りなうがいと栄養ドリンクを日課にする。3日に一度は足裏マッサージに、頭のマッサージ。着ていくスーツも、受講生と企業の雰囲気を考えて変えている。今年のように気温の変化が激しいと、風邪の初期症状にすぐになってしまう。声が擦れたり、力がなくなっては、講師の気持ちとパワーが伝わらない。
そうかなり、肉体労働である。パワフルなカッコイイ講師をイメージして、人知れぬ努力をしているつもりだ。
今年も3月26日から先週末で、8社152名の新入社員さんとご縁があり、研修をさせていただくことが出来た。「先生、パワフルですね、研修楽しかったです!」と言われるのは、最高のほめ言葉として受け止めよう。パワフルに見えた,バンザーイ!!楽しく時間を共有できた、バンザーイ!!
プロは決して言い訳をしない。プロゴルファーの青木功や元横綱の千代の富士は、「プロとは?」と訊かれてそう答えたそうだ。私もそうありたい。