起業して12年。
一応は『代表取締役社長』である私だが、
12年間は「井島社長」ではなく「井島先生」で過ごした時間が長い。
そのように在ることを望んでもいた。
自分が「社長」であるという意識も低い。
なので、異業種交流会や社長さんが集まる席にはほとんど出向かなかったし、
なんといっても苦手である。
そのような席も苦手だし、
サラリーマン時代の癖が抜けないのか
“偉い人”の前に行くと緊張してしまうのである。
そんな私のもとに、昨年末札幌商工会議所から一通の封書が届いた。
内容は、『会員として少し活動して下さい』的な
内容だった。
会費を払い続けて12年。
そのような経験もありがたいかなと受け止めやってみることにした。
そして、「会員新春交歓会」に初めて参加してみることにした。
まだまだ企業を代表して出席する方といえば、
ある程度の年齢の男性が多い。
会場を埋め尽くす1000人はいるであろう皆さんが偉く見えてしまう。
北海道知事や札幌市長もごあいさつなさる中、
なんだか場違いのような、違和感も否めない。
危うく壁の花になりそうな自分を奮い立たせて、
せめてこの場を楽しもうと動いてみることにした。
私にとっては、
苦手で避けたいワンシーン。
おそらく、自ら進んでは足を踏み入れない領域だ。
でもチャンスの神様らしきものが、すっとそばに来てくれたので、
神様の前髪を掴んでみた。
「楽しむ!」と決めれば体も口も手も動く。
よいご縁を見つける事ができたと実感!
抽選会も大外れで何もいただけなかったが、会費分以上の出会いに感謝できそうだ。
29年度は「健康・文化部会 教育・学習関連」の分科会副分科会長に名前を載せて頂けたので、
新しい領域を体験するとともに、
何か発信していきたいと、すこ~~しワクワクしている。