BLOSSOM通信

“自分に気付く”ということ

人は心の中に大なり小なり、後悔や反省や失敗が傷や痛みになって残っている事があるものです。
 
もしかしたら、私たちは、どこか心に痛みを感じたことがあるからこそ、『心理を学んで、同じような想いをした人たちのために役立たせる事をしたい』と考えて、心理学(NLP)に興味を持ち、学び始める人が多いのかもしれません。
 

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『痛みを知っている自分だからこそ、誰かの痛みをわかって、助けてあげる事ができる』と考えます。
『自分の経験からのアドバイスを伝えたら、きっといい』と考えます。
 
NLPを学んで、実証・検証していくうちに、ふと、気付きます。
『自分が良かれと考えアドバイスしていたことは、自分の考えの押し付けだったのかも知れない』と・・・。
『助けて楽にしてあげるつもりが、余計な制限を与える事になっていたのかも知れない』と・・・。
 
そして、自身の癖に、はっと我に帰ります。
『意識はしてなかったけれど、私は自分自身に対しても、結構、痛めつけるような事をしていた・・』と・・・。
 
修了生のCさんが、こんな事を・・・
「人が死ぬとき、どれだけたくさんのコトやモノを手に入れ、仕舞い込んでいたかが重要ではなく、
それだけたくさんのコトをどれだけ多くの人に与えることが出来たかが、重要なこと」
 
本当ですね。
 
湖に投げた小さな小さな石が作る、小さな波紋。
そのホンの小さな波紋が湖全体を覆いつくすような大きな大きな波紋になっていくように、
NLPでの気付きや学びを、響かせていきたいと思います。


 
 
ヒューマンアカデミー札幌校のNLPプラクティショナー第11期生の講座が修了しました。
 
10回のコース日程が終わる頃は、参加者たちに大きな“変化”が生まれます。
周囲の目に映る、その表情も明らかに変わっています。
表情豊かに、楽しそうに見えるのです。(ホントです!!)
 
そして、自身の気付きも、それぞれなのですが、“人としての成長”として現われます。
最終日は「NLPと私」というテーマで、感想を発表しあいます。
 
11期生も、最終日参加の4名の「NLPと私」は、感動でした。
 
2012.12.22