納得!心理講座

地図は領土ではない

「地図は領土ではない」
これは、米国NLP協会のNLP8つの前提の一つ。
短いセンテンスなので、最初に頭に入る前提かもしれません。
が、その意味はなかなか説明しがたいと思っています。

NLPは認知行動心理学という言われ方もします。
「認知の仕方を変えれば、人生が変わる」のですが、
「認知のズレを理解すれば、成果が変わる」ともいえるのです。

「脳のトリセツ」がNLPですが、つまりは「認知の説明書」でもあります。

「地図は領土ではない」
人は見たいものを見ていて、真実を見ているわけではありません。
気にしているもの、気になっているものが、どうしても目に入ってきてしまいます。
気にしないものは目に入らないこともある、というのが現実です。
例えば、数人で同じ体験をしたあと雑談の中で、誰かが
「●●ってすごかったよね!」といったとき、あなたは「えっ!?そんなのあった?」なんて思ったことありますよね。

同じ体験、同じものを見ているのに、自分の地図次第で、自分のパワーになるもの、逆にパワーをそぐものになります。モチベーションにもなればストレスにもなりうる、ということです。
上司に「期待しているよ!」と言われたことが、「よしっ!結果を出そう!!」と頑張りになるか、「嫌味か!無理に決まってるだろう!」となるか、思い当たる経験もありそうですね。

自分の認知が自分の人生を変えるパワーを持っていることを知るのが、NLPで気づきたいこと。
認知の仕組みを知り、変化させることで、視点が広がり、つまりは選択に柔軟性が生じます

これは実は人生の幸福感が高まることにつながっています。マジです!!