BLOSSOM通信

嵐は20年も頑張っている

嵐は20年も頑張っているんだ!・・・と考えたのは、昨年末。
弊社ブロッサムの決算が10月ということもあり、自分の14年を振り返り、
「結構頑張ってきたな」と考えつつ、
「え、嵐は20年なんだ。すごいなぁ」と変な比較をしました。

人生もビジネスも、山あり谷ありだからこそ、そこに喜びや成長が有るのだと理解しているつもりです。
たまたま昨年の私は思うようにビジネスが進まず、この14年で最悪の結果しか出せませんでした。
結果が落ち込むと気持ちも萎え、将来に向けて不安という疑問もわき、ついついネガティブな方に、逃げるかのように目を向けてしまいそうになります。
私の「結構頑張ってきたな」は『もう頑張りたくないな』だったような気がします。

そして、年末のTVでバリバリ輝いている嵐を見て、
まだまだ若くて歴史もないはずと思っていた彼らが、デビューして20年と知り、改めて感動していました。
20年は単純に続けるだけでもエネルギーが必要だと思います。
嵐は20年も・・・、スゴイ先輩がいた!!と思ったのでした。

今回、活動休止という報道があり、特別な嵐ファンではなくても、ショックに感じる出来事なのではないでしょうか。
しかも、人気があり、売れている真っ最中の決断は、ご本人たちの頭を悩ましたのだろうと想像します。

始まりがあれば必ず終わりがあり、もしくは終わらせなくてはならない日が来ます。
“終わる”のは寂しいし悔しいし、“終わらせる”のは勇気が必要です。
しかもどちらにせよ、簡単に決断が下せるものではないはずです。

私も、仕事、会社、これからどうしようかと考える年齢になってきています。
形も変えていく必要があるし、“今まで同様”などということはありえないからです。
真っ先に考えるのはクオリティを落としたくない、ということ。
時代も自分も変化をするので、実は非常に難しいことだと実感しています。

変化をするのは、大変なエネルギーが必要です。
リスクも伴う場合があります。
成功している人は、当たり前のように変化し続けているのでしょう。
だから嵐のように20年目の今もトップで輝いている様子を見ると、尊敬です。

そんな嵐が活動休止をしてしまうのは、ミーハーは一ファンとしても寂しいことです。

ただ、大野くんが言っていたように、「ちょっと止まりたい」というのは、前に進むために必要な時間と視点かと、思いました。
急いでいると、急がされていると、本当に周りの景色や出来事が見えません。
ちょっと止まるから、周りが見え、自分が見えます。
嵐と大野君にとって、時間になるといいですね。

私は、いつも時間と何かに追いかけられているのが好きでした。
「忙しい」というのが最高のモチベーションなんです(笑)
そして世の中は無常。
時代も周りも、そして自分も、自分の考えや体力も変化していました。
私は意気地なしなので、長い休止はできませんが、
ちょっと立ち止まり、自分の現状を見直して先に進む準備をしようと思います。

5年先輩の嵐が教えてくれたような気がします。
私も20年目まで、走り続けたいな。