BLOSSOM通信

外出自粛で起きる閉塞感・・・身近な人にこそ気を付けたいことがあります。

おはようございます。
株式会社ブロッサム 井島恵子です。

私どもが提供している講座に、「TAカウンセラー&コーチ養成講座」があります。
エリック・バーンのTAをベースにしており、
人の性格、物事のとらえ方・反応の仕方の“作られ方を知る”という一面があります。
人は誰でも相手の心の状態に合わせてコミュニケーションスタイル(生き方)を決めているといいます。

私の講座では、そのコミュニケーションスタイルを、6つの“姿勢”に分けています。

① 批判的な厳しい態度で相手を管理しようとする姿勢
② 相手をやさしく包み込み保護しようとする姿勢
③ 冷静・沈着・理性的な感情に左右されない姿勢
④ 子供のように天真爛漫で好奇心旺盛・無邪気な姿勢
⑤ 相手を気遣い、控えめな姿勢
⑥ 競争心・独立心が旺盛な姿勢

自分の人間関係やコミュニケーション時に当てはまるものはどれでしょう?

昨今のコロナの外出自粛と絡めると・・・
① 「国民全員はルールに従い家にいるべきだ、外出するなど言語道断だ!」
② 「皆大変だけど、もう少し頑張りましょうね」
③ 「どういう根拠で外出自粛期間を決めたのだろう?見通しは?」
④ 「満員電車での通勤が避けられてラッキーだ!」
⑤ 「皆さん耐えていてすごいです。だから私なんかが買い物でも外に出るなんてとんでもないと思います」
⑥ 「(ばかげているよ)自己責任で考えさせてもらうよ。」
というところでしょうか。

とはいえ、人は、一つの“姿勢”のみで過ごしているわけではなく、
気分や時間、状況によって、表出する“姿勢”は変わります。
それでも強く出てくる【自分好みの姿勢】があるので、
それが【性格】のように見えたり【人柄】のように感じられたりしています。

不思議なことに、同じように育てた我が子でも、各々身に着けた【好みの姿勢】は異なります。

おうち時間も多くなっているこの頃です。
ちょっとしたことなのに、性格や考え方の違いにイライラすることも少なくないと思います。
まぁ家族といえども、相手の好みや気持ちを決めつけず、
互いの“違い”を楽しむくらいの気持ちでいるのが、いい関係を築く秘訣と言えそうですね。

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メンタルコーチ(米国NLP協会認定トレーナー)
人材育成コンサルタント(キャリアコンサルタント)
 井島 恵子

株式会社ブロッサム
札幌市中央区南4条東1丁目4-1
フォーシーンBLD 910
 011-261-8055
www.blossom.org.uk
http://nlp-hokkaido.com
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