BLOSSOM通信

『若さ』の秘訣~上砂川町 寿学級公開講座に伺って~

6月23日(火)、上砂川教育委員会の介護予防講演会(寿学級公開講座)に伺いました。
 
私の前の公開講座は、ブロッサムイメージコンサルタント協会の小川由美さんで、彼女は北海道で一人しかいないという野菜の専門家「ベジフルビューティアドバイザー」の最高資格を持っているので、食に関しての講座を開き、皆さんに喜んでいただきました。
私は・・・と云うと、たいしたとりえも無く、元気あるのみで『シニアライフの素敵な暮らし方~“若さ”はオトナ作法から~』という、分けの分かったような、分からないようなテーマで、講座を開かせていただきました。
 
朝方までの雨で、参加人数も気になっていたのですが、なんと開催時刻にはきれいに晴れて予定以上の町民の方にお越しいただけました。嬉しい!
 
上砂川の皆さんは、とてもコミュニケーションが取れていて、仲のよい、積極的なみなさんです。
この日は、『若さ』の秘訣をちょっとお話しできたら・・・と思っていましたが、みなさん十分にお若くて・・・あらあらどうしましょうと内心コマってしまうほどでした。
 
『若さ』を司る脳は前頭葉で、後頭葉や側頭葉に比べると老化が早いのだそうです。最近は『脳年齢』が若さと直結しているようなテレビコマーシャルもあるので惑わされがちですが、若さの秘訣は脳年齢より感情年齢とも云われています。肉体や脳の老化の進み具合は、実際はさほどではなく、感情年齢が老化していくことで自発性や意欲が低下してしまうのです。
「面倒くさい」「もうこんなことはしなくても・・・」「もう私もトシだし・・・」など、口に出てしまうことが感情の老化のチェックポイントかもしれません。
 
感情を動かしてくれるものに、『色』があります。情報の80%は私たちの目から入り、その多くが『色』のインパクトであるとも言われています。
色のパワーで、元気と若さの感情を動かして、そして見た目も若くしてしまいましょう。
 
暗い渋い無彩色に近いものよりは、明るく華やかな色を顔の周りに持ってくると、顔が明るく美しく見えます。
明るい元気な色を身につけると気持ちも明るくなりますね。
50歳以降は、ピンクやイエローやオレンジなどの元気に人と関われる色を上手に使って、自分自身が楽しむことをオススメしています。
 
上砂川町では、こんな話をしながら満員の会場で、楽しく過ごしてきました。
 
この町の皆さんには「面倒くさい」「もうこんなことはしなくても・・・」「もう私もトシだし・・・」なんて言葉は無いのでしょう。
バスに乗って会場まで移動して1時間半も他人の話しに耳を傾けてみようという意欲が、素晴らしいです!!
もちろん女性はお化粧もして、きれいにしてくださってです!!
私も見習って、「もっと何かしたい」「まだまだ若いし」と声に出していかなくては駄目ですね。
 
『いつまでも若く過ごしましょう』と、お伝えするはずが、私の方が『いつまでも若く過ごせる秘訣』を教えていただいた気がしています。とても暖かい気持ちをいただきました。
 
今日のBLOSSOM通信は、そんな感謝をこめて・・・・。