BLOSSOM通信

自分をほめてみよう

「夏も近づく八十八夜~」という歌がありますが、立春から数えて88日目にあたる日(5月2日頃)は農作業の節目の日であり、縁起の良い日とされています。この日に摘まれた茶葉は一番茶と言って香りも高く味も美味しいですね。
さて、季節は日増しに陽気な季節へと向かい心躍ってよい時機ですが、新しい環境におかれ、少々精神面や体調に“お疲れモード”が出てくる時でもあります。『五月病』などと言われています。最近は『新5月病』または『6月病』と呼び方が変化しているそうです。実際に疲れてくるのは5月末~6月にかけてで、若干の『適応障害』が出ることが多いです。適応障害というと大袈裟ですが、なんとなくやる気が出ない、落ち込んでいる。不安や焦りを感じる等の精神的なことが、食欲を低下させたり不眠にさせたりします。
別に月に限ったことではなく、例えば私は、頑張っているつもりなのに思い通りに行かないときや結果を出せない時にプチ5月病になります。真面目に取り組んで頑張れば頑張るほど、結果や成果が伴わないことは衝撃です。痛手です。しかも、結果がついてこなければ、他人はなかなか評価してくれないのが現実です。
ここで、プチ5月病からの脱出法です!!
自分で自分のプロセスをほめてあげましょう!自分をほめることが出来る人は“自分は努力したしここまでやったじゃないか、自信をもとう”と前向きになれます。腐らずに、気持ちが楽になります。
『自分をホメればすべてがうまくいく』の著者藤山勇司氏が自分をほめるための心得を次のように上げています。
一、人生仕事だけじゃない
一、今生きているこの瞬間だけが大事
一、他人の評価が無くてもいい、自分が努力した姿を認めてあげればいい
一、ここまでやったじゃないか

反省も勿論大切ですが、自分の努力を認めることもとても大切です。
札幌はこれからが良い季節です。いつも楽しく人生に向き合えるように、エールを自分に送ってみることも忘れずに。