天気が良いと、大きく背伸びをしたくなります。
そう、その調子で、自分の長所や強みは伸ばしましょう。
あなたの長所を、一致感を持って、楽しく伸ばしていきませんか?
それが、他者との差別化であり、あなたの特徴にもなるはず。
例えば、笑顔の素敵なあなた。
いつもとびっきりお笑顔でいてください。
そうすると、「あら、いつも笑顔で、挨拶や返事もいい子ねえ」とプラスαまで、ほめられます。
そのうちに「あの子は明るいし、思いやりも気遣いもあるよね」となるはずです。
例えば、真面目を絵に描いたようなあなた。
寡黙でも、シャイでも、真面目はいいことです。
あなたの自然体の真面目さが「あまりしゃべらないけど、真面目に仕事をするヤツだなあ」と感心されます。
そうすると「時間も守るし、安心して仕事を頼めるよなあ」と評価されます。
そのうちに「カタブツかと思ってたけど、たまにしゃべると面白いこと言うよなあ」と思っても見ないところを見つけてもらえたりするはずです。
自分の長所や強みは、活かしてこそ、意味があります。
もし、自分のいいところを抑えて、押し殺して、人付き合いや仕事をしなければならなかったらどうでしょう?
楽しくなく→気持ちが落ち込み→イライラし→失敗が重なり→自信喪失という負のスパイラルにはまりそうです。
こんなことは、誰も望んではいない事。そう思いませんか?
私は『就職支援』というカテゴリーの仕事もします。
キャリアカウンセラーなので、応募書類の作成方法や面接の仕方も指導します。
「求人票に『補助要員・アシスタント業務』で募集と記載されていたら、『リーダーシップがあります』とは言ったりしない方がいいですか?」
そのような質問を受けることがあります。
就職や転職の一番の理由は何か、自分の気持ちに聞いてみます。
『それは、自分がやりがいを持って、自分の強みを活かして、誰かの役に立ちたい、ってことだよ!』そう答えが返ってきます。
人は、上手にできることや、自信を持ってできることをもっともっと伸ばしていくと、それが素晴らしい才能になったりします。
そして、短所とか苦手と思っていた部分も、自然に平均点まで上がっていることに気づくはずです。
ちなみに、企業としては、
例え採用時にはアシスタント、補助要員で募集しても、その人材がいつまでも成長せずにそこで留まっていることを望んではいません。
着実に成長し、アシスタントからリーダーへ、従順に仕事をこなす新入社員から自分の意見や考えを言える中堅の社員へと育つことを大いに期待していることを、求職者側も忘れてはいけません。
今日、3月5日は暦の上で『啓蟄』
春はもうすぐです。
明るく居心地の良いところを求め、進んでいきたいと思うのは、生きていくうえで当たり前のこと。
自分の長所を信じて、更にパワフルに使っていくと、自分が一番居心地がよく、楽しく一致感を持って過ごせます。
2013.3.5