この時期は「安全大会」が集中するころです。
私も、先日建装工業株式会社様の安全大会で講演を担当させて頂く機会がありました。
テーマは
「ストレスをためない人間関係の作り方」
円滑な人間関係は、安心・安全な現場、職場づくりにつながる、という話をさせて頂きました。
こちらの企業様は、非常に人間関係が円滑かつ活発である様子が伝わってきました。
『ちょっと内容が違うかな…?』とよぎったのですが、
ストレスをためやすい時代であることを再認識していただくことも必要かと、熱弁をふるってきました。
男性がほぼ100%の現場ですが、最近はその中に女性もいらっしゃるそうです。
笑顔がすてきな、明るい感じの美女でした。
今の時代は、
性別差がなくなり、年功序列の無くなり、人間関係が横の関係になっています。
これが『人間関係がうまくいかない』というストレスの原因の一つなのです。
加えて、小さいコミュニティも崩壊、または弱小化している現実があります。
支え合うコミュニティが弱まると、「絆」とか「助け合い」とかいう暖かいものが小さく小さくなっていきます。
そうすると、ちょっとでも『違和感』のある人を『自分達とは違う人、合わない人』とレッテルを貼ろうとしてしまうのです。
貼られた側は孤独感を持ち、でも、張ったほうも孤独になりたくないから…結局は孤独感に苛まれるという事です。
では、そんな孤独感を払拭していくには・・・・という話です。
最近大きく言われているワークライフバランスも重視したいですね。
仕事以外の時間やコミュニティ(家族、恋人もそうです)を大事にすること。
職場ではコミュニケーションを意識して上質なものにしていかなくてはなりません。
でも、簡単なんです。
私が提案するのはたったの3つ。
・あいさつ
・返事と相づち
・復唱・確認
この3つだけです。
但し、ちょっとテクニックを使って上質なものに変化させます。
たかがコミュニケーション、されどコミュニケーション。
基本の物の中にこそ、重要なことが山積みということです。
安全大会の講話は60分。
あっという間でした、
あの現場で仕事をしている美女が、60分ずっと熱い視線を送ってくれていました。
「あ~、面白かったです!」って言ってくれました。
男性の中で頑張ってるって、すごいことだけど、大変なことも少なくないのかもしれません。
ともあれ、とても躍動的でパワフルな建装工業株式会社。
私が、たくさんのパワーを頂くことができました!!
ありがとうございます!