BLOSSOM通信

女性のキャリアプラン~キャリアと妊活~

【キャリアと妊活 どのように両立させていけば良いか? 】
女性のキャリアビジョンには、最初から女性ならではのライフイベントも想定して構想します。仕事も妊娠も育児も手放すことは何もありません。そして妊娠や出産、子育てという経験がキャリアアップにつながります。

JIJICOに「キャリアと妊活」というテーマで記事を書いた。
https://asqmii.com/jijico/2017/07/06/articles27308.html

私は、昨年、「ワーク・ライフバランスコンサルタント」の勉強をして、名乗っている。。
時代のニーズもあり、私自身も非常に関心があったからだ。

このワーク・ライフバランスは“今からの”私たちの『働きかた』を考えるときに、
大きな気付きであり、ヒントであり、方向性であると捉えている。

一人っ子や独身のビジネスパーソンも多い現代において、
子育てばかりではなく、親の介護も含め、働き手である自分の(時間)が取られることが必ず起こりうる。

日ごろからワークとライフの調和・調整を考えておくと慌てないで済むのだ。

キャリアデザインをするとき、
ドナルド・E・スーパーというアメリカの教育学者が提唱したキャリア理論「ライフキャリア・レインボー」を考えてもらう。
1人の人間が、「家庭人」や「配偶者」そして職場では「職業人」という複数の一面を同時に持っており、
豊かな人生の実現のためにはどれか一つに限らず、役割ともいえるこれらのバランスを取ることが重要だという理論だからだ。

そして、
もし人生に不満があるとしたら、
演じている役割の組み合わせがミスマッチなのか、役割の重さのバランスが取れていない可能性があるという。

これは50年も前に提唱されているが、
現代のワーク・ライフバランスのスタートのようにも感じている。

そして、ワーク・ライフバランスと合わせて話題になったり考えたりされるのが、女性活躍推進だ。

北海道はもっとも女性の活躍が遅れている地域だと言われている。
女性側の、転勤や昇格を拒み現状を維持したがるという傾向も一因として考えられる。

男性と女性の能力の差はない。
学歴も学力も、その他の能力も、ほとんど差がないと思う。

しかし、男性と女性の役割の差はあってしかるべきだと考えている。
得意な役割は、得意な人がやればいい。
挑戦したい役割があれば、主体的に取り組むとよいと思っている。

重要なことは、
最優先に、自分がしたいのは何かを、考え選択すること。

私は専業主婦も素晴らしい選択だと思う。
家庭を優先することも、あるいは仕事を優先することも、考えた選択であるなら、素敵な生き方だしキャリアだ。

時代の流れを無視することはできないが、
「自分はどんなキャリアを描くか。描きたいか。」
「自分は何を大事に生きていくのか」
この自問自答を大事にしたい。

1人の人間が、「家庭人」や「配偶者」そして職場では「職業人」という複数の一面を同時に持っており、豊かな人生の実現のためにはどれか一つに限らず、役割ともいえるこれらのバランスを取ることが重要だ。
そして、
もし人生に不満があるとしたら、違和感が否めないとしたら、
演じている役割の組み合わせがミスマッチなのか、役割の重さのバランスが取れていないときかもしれない。